「看護師の夜勤って、何時から何時まで働くの?」
「夜勤が17時から始まるけれど、どこも同じ時間なのかな?」
「看護師の夜勤は何時から何時までなのかを知って、働き方を考えたいから詳しく教えて!」
この記事で、その疑問に答えを出す。
先に答えを言っておく。2交代の夜勤は16時30分から翌9時までの16時間、3交代は準夜勤が16時30分から翌0時30分、深夜勤が0時から翌8時30分が標準だ。ただし大事なのは、その時間の中身のほうにある。
かずくん俺は看護師歴20年以上で、そのうち17年は2交代も3交代も回してきた夜勤漬けの人間だ。月20回の出勤のうち17回が夜勤という時期もあった。
この記事を読めば、勤務表に並んだ時刻をただ眺めていた夜勤が、拘束何時間で給料の対象は何時間なのかまで分解して見えるようになる。自分の夜勤が長いのか普通なのかを、感覚ではなく数字で判定できる状態になるはずだ。
勤務表の時刻を数え直すのは、今夜からでもできる。まずは早見表を開いて、あなたの職場と同じ時刻が並んでいるかどうかを確かめてくれ。
看護師の夜勤は何時から何時?2交代・3交代の夜勤時間早見表
看護師の夜勤が何時から何時までかは、あなたの職場が2交代制なのか3交代制なのかで丸ごと変わってくる。
1日24時間を2つに割るか3つに割るかで、1回の勤務に詰め込まれる時間の量そのものが変わってくるからだ。
【2交代・3交代の夜勤時間早見表】
| 勤務形態 | 夜勤の種類 | 標準的な時間帯 | 拘束時間 |
|---|---|---|---|
| 2交代制 | 夜勤 16時間型 | 16:30〜翌9:00 | 16時間30分 |
| 2交代制 | 夜勤 12時間型 | 20:00〜翌9:00 | 13時間 |
| 3交代制 | 準夜勤 | 16:30〜翌1:00 | 8時間30分 |
| 3交代制 | 深夜勤 | 0:30〜翌9:00 | 8時間30分 |
たとえば、2交代と書かれた求人でも、16時間型と12時間型では帰宅する時刻も明けの日の疲れ方もまったく別物になってしまう。
まずはこの表と自分の勤務表を並べて、どこがどれだけズレているかを見ておけば、ここから先を自分の話として読めるようになる。
「【両方経験】看護師の夜勤2交代と3交代どっちがマシ?ガチで比較する」はこちら
看護師の夜勤は何時から何時?基本の時間帯を先に答える
早見表で全体像はつかめたはずだ。ここからは、それぞれの時間帯がなぜその形に落ち着いているのかを1つずつ見ていく。
【勤務形態別・夜勤の時間帯】
- 2交代の16時間30分夜勤は16時30分から翌9時までが標準
- 2交代でも20時から翌9時までの13時間夜勤の職場がある
- 3交代は準夜勤16時30分から翌1時00分、深夜勤0時30分から翌9時00分
- 同じ勤務形態でも、病院と診療科で30分から1時間はズレる



自分の勤務形態のところだけ拾い読みしても構わない。ただ隣の形態も知っておくと、自分の夜勤がどれだけ重いのかを初めて測れる。
2交代の16時間30分夜勤は16時30分から翌9時までが標準
2交代制でもっとも多い夜勤の形は、夕方16時30分に入って翌朝9時に上がる、拘束およそ16時間30分の勤務だ。
日勤が終わる時間帯に入って翌朝の日勤に引き継ぐまでを、夜勤者がひと続きで持つ設計になっているからだ。
【2交代16時間30分夜勤の代表的な時間設定】
- 16:30〜翌9:00(もっとも多いパターン)
- 16:00〜翌10:00(申し送りを長めに取る病院)
- 17:00〜翌9:30(日勤の終業が遅い病院)
俺が2交代を回していた頃は、夜勤の日と明けの日で2日が丸ごと消えるので、友人との予定は前後3日をひとまとめにして組んでいた。
1回が重い代わりに月の夜勤は5〜6回で収まるから、休みをまとめて確保しやすいのが16時間夜勤の強みになる。
2交代でも20時から翌9時までの13時間夜勤の職場がある
同じ2交代でも、20時に入って翌朝9時に上がる、拘束13時間夜勤を採用している職場がある。
日勤の終業を少し遅らせて夜勤の入りを後ろにずらすことで、1回あたりの拘束を短くできる組み方だからだ。
| 比較する項目 | 16時間夜勤 | 12時間夜勤 |
|---|---|---|
| 時間帯の例 | 16:30〜翌9:00 | 20:00〜翌9:00 |
| 拘束時間 | 約16時間 | 約13時間 |
| 休憩・仮眠 | 2〜3時間 | 1〜1時間30分 |
| 月の夜勤回数 | 5〜6回が目安 | 多く組まれやすい |
| 1回の夜勤手当 | 高くなりやすい | 低くなりやすい |
求人票に2交代制とだけ書かれていると、この2つがまったく同じ顔をして並ぶから、面接で何時から何時までかを必ず確かめておけ。
12時間夜勤は1回が軽いぶん回数が増えやすいから、拘束の短さと回数の多さを天秤にかけて選べばいい。
3交代は準夜勤16時30分から翌1時00分、深夜勤0時30分から翌9時00分
3交代制の夜勤は準夜勤と深夜勤に分かれ、準夜勤は16時30分から翌0時30分、深夜勤は0時から翌8時30分が標準だ。
1日を日勤・準夜勤・深夜勤の3つに割っているため、1回の勤務が8時間前後に収まる設計になっているからだ。
【3交代制の基本パターン】
- 日勤:8時30分〜17時00分
- 準夜勤:16時30分〜翌1時00分
- 深夜勤:0時30分〜翌9時00分
- 月の夜勤回数:準夜勤と深夜勤を合わせて8〜10回が目安
準夜勤で上がっても家に着くのは1時過ぎになり、翌日が深夜勤という並びに当たると生活リズムが完全に飛んでしまう。



1回の拘束が短いぶん家にいる時間は確保しやすいから、回数の多さを受け入れられるなら3交代は悪くない選択になる。
同じ勤務形態でも、病院と診療科で30分から1時間はズレる
ここまで挙げた時刻はあくまで標準で、同じ勤務形態でも病院と診療科によって30分から1時間はズレると思ってくれ。
救急の受け入れ体制や診療科の特性、人員配置の都合で、勤務の入りと終わりが前後に引っ張られてしまうからだ。
【夜勤の時間帯がズレる主な要因】
- 救急を受けているかどうか(急性期は後ろにずれやすい)
- 病床規模と、夜勤帯に置いている人員の数
- 診療科の特性(産科・ICU・精神科などで動き方が違う)
- 申し送りにかける時間の長さ
- 夜勤専従者を置いているかどうか
救急を持つ急性期病棟だと、準夜勤が17時から翌1時、深夜勤が0時30分から9時というように後ろへ寄っていることも多い。
自分の職場の時刻が早見表と多少ズレていても慌てなくていい。判断すべきなのは、次の章で見る夜勤の中身のほうだ。
夜勤中は何時に何をしている?1回のタイムスケジュール
時間帯が分かっても、その中で何をしているかが見えないと夜勤の重さは伝わらない。ここからは1回の夜勤を時系列で追っていく。
【夜勤1回のタイムスケジュール】
- 2交代の16時間夜勤は、16時30分の申し送りから翌朝の記録まで続く
- 3交代の準夜勤は、消灯前後の対応が集中する一番慌ただしい8時間だ
- 3交代の深夜勤は、0時30分の申し送りから朝の採血とラウンドで終わる
- 休憩と仮眠が入る時間は決まっているが、その通りに取れる日は少ない



夜勤って何時が一番しんどいんですか?時間帯によって忙しさは、そんなに違うものなんでしょうか。



山は2つある。消灯前後と、朝の採血から申し送りまでだ。この2つを先に知っておくと夜勤の見え方が変わってくる。
2交代の16時間夜勤は、16時30分の申し送りから翌朝の記録まで続く
2交代の16時間夜勤は16時30分の申し送りで始まり、翌朝の記録を書き終えるまで途切れずに続いていく。
夕方の配膳から翌朝の検査出しまで、日勤2回ぶんに相当する業務が1回の夜勤に詰め込まれているからだ。
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 16:30 | 出勤・日勤からの申し送り・情報収集 |
| 17:30 | バイタル測定・ラウンド |
| 18:00 | 夕食の配膳・食事介助・与薬 |
| 20:00 | 眠前薬・就寝準備・ラウンド・体位交換・おむつ交換 |
| 22:00 | 消灯・記録・翌日の点滴準備 |
| 0:00〜2:00 | 仮眠(スタッフが交代で取る) |
| 2:00 | 巡視・体位交換・おむつ交換 |
| 4:00 | 巡視・点滴交換・体位交換・おむつ交換 |
| 6:00 | 検温・採血・朝の与薬・体位交換・おむつ交換 |
| 7:30 | 朝食の配膳・食事介助 |
| 8:30 | 日勤への申し送り・記録の仕上げ |
| 9:00 | 退勤 |
急変と緊急入院が重なった夜はこの表がまるごと吹き飛んで、朝までノンストップで動き続けることになってしまう。
それでも大枠の流れを頭に入れておけば、どこが踏ん張りどころで、どこで一息つけるのかの見当がつくようになる。
3交代の準夜勤は、消灯前後の対応が集中する一番慌ただしい8時間だ
3交代の準夜勤は16時30分から翌1時00分までの8時間30分で、消灯の前後に対応が集中する一番慌ただしい枠だ。
夕食の配膳と与薬、入眠の準備、ラウンドと記録が、消灯までのわずか3時間半に固まってしまうからだ。
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 16:30 | 出勤・日勤からの申し送り・情報収集 |
| 17:30 | バイタル測定・ラウンド |
| 18:00 | 夕食の配膳・食事介助・与薬 |
| 19:30 | 内服確認・点滴交換・処置 |
| 20:30 | 眠前薬・就寝準備・体位交換・おむつ交換 |
| 21:00 | 消灯・巡視 |
| 22:00 | 記録・翌日の準備 |
| 23:00 | 巡視・体位交換・おむつ交換 |
| 0:30 | 深夜勤への申し送り |
| 1:00 | 退勤 |
病院を出て家に着くのは2時前、眠りに落ちるのは3時を回るから、翌日の午前中はまともに使いものにならない。



拘束は2交代より短いが、帰宅時刻の遅さが効いてくる。準夜勤の負担は時間の長さではなく時間帯のほうにある。
3交代の深夜勤は、0時30分の申し送りから朝の採血とラウンドで終わる
3交代の深夜勤は0時の申し送りで始まり、朝の採血と最後のラウンドを終える8時30分までが持ち場になる。
夜間の観察と朝の検査準備という、性格のまったく違う仕事を1回の勤務で担当することになるからだ。
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 0:30 | 出勤・準夜勤からの申し送り・情報収集 |
| 1:00 | 巡視・記録 |
| 2:00 | 体位交換・おむつ交換・点滴交換 |
| 3:00 | 巡視・ナースコール対応 |
| 5:00 | 採血と朝の与薬の準備・体位交換・おむつ交換 |
| 6:00 | 検温・採血・朝の与薬 |
| 7:30 | 朝食の配膳・食事介助 |
| 8:30 | 日勤への申し送り |
| 9:00 | 退勤 |
日勤のあとに残業が入った日は仮眠が取れず、一睡もしないまま0時の申し送りに立ったことが俺には何度もある。
深夜勤は入る前の睡眠をどう確保するかで勝負が決まる。ここを整えるだけで朝の消耗の残り方がまるで違ってくる。
休憩と仮眠が入る時間は決まっているが、その通りに取れる日は少ない
休憩と仮眠の時間帯は勤務表の上では決まっているが、実際にその通りに取れる日はそれほど多くないのが現実だ。
休憩の時間帯が先に決められていても、ナースコールと急変のほうはこちらの都合に合わせてくれないからだ。
【夜勤の休憩・仮眠の建前と実態】
- 法律上は労働6時間超で45分以上、8時間超で60分以上の休憩が必要(労働基準法34条)
- 2交代16時間夜勤:休憩1時間+仮眠2時間を、22時から4時の間で交代して取るのが建前
- 3交代:準夜勤・深夜勤とも45分から1時間の休憩が建前
- 実態:細切れに分割される、途中で呼ばれる、そもそも取れない日がある
俺自身、患者の急変と緊急入院が重なってノンストップのまま夜勤を走り切った日は、数えきれないほどある。



だからこそ仮眠が取れない日が月に何回あるかを記録しておけ。その回数が、そのまま職場の余裕のなさを表す数字になる。
夜勤の拘束時間は何時間?16時間の中身を労働と休憩に分ける
ここからがこの記事の本題だ。16時間病院にいることと、16時間ぶんの給料が出ていることは、まったく同じではない。
【16時間夜勤の中身を分解する】
- 16時間夜勤が違法にならないのは、変形労働時間制を使っているからだ
- 拘束16時間の中身は、労働13〜14時間と休憩・仮眠2〜3時間だ
- 仮眠中もナースコールに出る義務があるなら、労働時間になり得る
- 深夜割増賃金がつくのは、22時から翌5時までの7時間だけだ



ここを知らないまま働き続けると、自分が安く使われていても気づけないままになる。だから数字で押さえておけ。
16時間夜勤が違法にならないのは、変形労働時間制を使っているからだ
1日16時間の夜勤が違法にならずに成立しているのは、多くの病院が変形労働時間制を採用しているからだ。
1日8時間という原則に対して、一定期間で平均すれば法定内に収まる働き方が認められているからだ。
【労働基準法が労働時間について定めていること】
- 労働時間の原則は1日8時間・1週40時間(32条)
- 1ヶ月単位の変形労働時間制により、特定の日に8時間を超えて働かせられる(32条の2)
- 労働6時間超で45分以上、8時間超で60分以上の休憩が必要(34条)
- 妊産婦が請求した場合は、深夜業をさせてはならない(66条)
つまり、16時間夜勤そのものは仕組みとして認められていて、病院が違法なことをしているわけではないということだ。
ただし合法かどうかと、あなたの身体が耐えられるかどうかはまったく別の話だ。ここは切り分けて考えておけ。
拘束16時間の中身は、労働13〜14時間と休憩・仮眠2〜3時間だ
16時間夜勤の中身は、賃金の対象になる労働13〜14時間と、対象外の休憩・仮眠2〜3時間に分かれている。
休憩と仮眠は原則として労働時間に含まれないため、給料が発生しない時間として扱われているからだ。
| 区分 | 時間の目安 | 賃金の対象 |
|---|---|---|
| 実労働 | 13〜14時間 | 対象になる |
| 休憩 | 1時間 | 対象外(労基法34条) |
| 仮眠 | 2時間 | 原則は対象外(運用次第で変わる) |
| 拘束の合計 | 約16時間 | ー |
俺は夜勤手当を実労働時間で割り戻してみたとき、思っていたより時給ベースが低くて、しばらく言葉が出なかった。



求人票の夜勤手当は額面ではなく、実労働何時間ぶんなのかで見ろ。それだけで職場の比べ方が根本から変わってくる。
仮眠中もナースコールに出る義務があるなら、労働時間になり得る
仮眠中でもナースコールに出る義務が課されているなら、その時間は労働時間として扱われる余地がある。
実際に作業していなくても、対応を義務づけられた待機は使用者の指揮命令下にあると判断されているからだ。
【仮眠時間の扱いを確認する4つの視点】
- 仮眠中にナースコールや急変で呼ばれる前提になっていないか
- 呼ばれて動いた時間が、記録として残されているか
- 就業規則に仮眠時間の取り扱いが明記されているか
- 仮眠が取れなかった日に、手当や振替の仕組みがあるか
就業規則に労働時間外と書かれていても、実態が違うのなら、呼ばれた時刻をメモに残しておく価値は十分にある。
すぐに声を上げる必要はない。ただ知っているかどうかで、自分を守れる場面は確実に出てくるはずだ。
深夜割増賃金がつくのは、22時から翌5時までの7時間だけだ
夜勤の全時間に割増がつくわけではなく、深夜割増賃金の対象は22時から翌5時までの7時間だけだ。
労働基準法が深夜と定めているのがこの時間帯で、そこに25%以上の割増を乗せる決まりになっているからだ。
| 勤務の種類 | 勤務の時間帯 | 深夜割増の対象時間 |
|---|---|---|
| 2交代(16時間型) | 16:30〜翌9:00 | 22:00〜5:00の7時間 |
| 2交代(12時間型) | 20:00〜翌9:00 | 22:00〜5:00の7時間 |
| 3交代 準夜勤 | 16:30〜翌1:00 | 22:00〜1:00の3時間 |
| 3交代 深夜勤 | 0:30〜翌9:00 | 0:00〜5:00の5時間 |
俺は給与明細をじっくり見て、夜勤手当だと思っていた金額に深夜割増が含まれていたことに、そこで初めて気づいた。



夜勤手当と深夜割増が別々に書かれているかを、明細で一度確認しろ。10分で自分の単価の実態が手に入る。
夜勤明けは何時に帰れる?定時通りに病院を出られない理由
勤務表の終業時刻と、実際に病院を出る時刻は違う。ここは求人票にも就業規則にも、絶対に書かれていない部分だ。
【夜勤明けのリアルな流れ】
- 記録と申し送りが残り、外に出るのは定時プラス30分から1時間だ
- 帰宅は10時前後で、そこから半日は身体が動かないと思っておけ
- 夜勤明けはカウント上の休みで、自由に動ける休みではない



夜勤明けって9時上がりのはずなのに、いつも10時を回ってるんです。これって、普通のことなんでしょうか。



普通というより、そうなりやすい構造になっているんだ。だからこそ実際に何時に出られているかを数えておけ。
記録と申し送りが残り、外に出るのは定時プラス30分から1時間だ
夜勤明けの定時が9時であっても、実際に病院を出られるのは9時30分から10時30分になることが多い。
夜間の看護記録や検査出しの確認、入退院の書類が、申し送りのあとにまとめて残っていることが多いからだ。
【夜勤明けが延びる主な理由】
- 重症患者がいた日や急変があった日は、申し送りそのものが長引く
- 看護記録が入力しきれずに残っている
- 朝の検査出しや検体の確認が終わっていない
- 入退院が重なって書類が積み上がっている
- 委員会や勉強会の資料づくりが割り込んでくる
眠くてたまらないのに記録が残っているせいですぐには帰れない朝を、俺は17年のあいだ何百回と繰り返してきた。
この30分から1時間が残業として申請できているかどうかは、必ず確認しておけ。積み上がると月では大きな差になる。
帰宅は10時前後で、そこから半日は身体が動かないと思っておけ
夜勤明けの帰宅は10時前後になり、そこから半日はまともに身体が動かないと思っておいたほうがいい。
16時間以上起き続けたあとの身体は、家にたどり着いた時点でとっくに限界を超えてしまっているからだ。
【夜勤明けの典型的な1日】
- 10:00〜11:00 帰宅、軽く食べてシャワー
- 11:00〜15:00 仮眠(放っておくとがっつり寝てしまう)
- 15:00〜18:00 起きても頭が働かず、用事をこなす気力がない
- 18:00〜22:00 夕食、軽く身体を動かす
- 22:00〜 就寝(翌日のリズムを戻すため)
俺は病院の駐車場に着いてエンジンを切ったまま、30分ほど動けなくなってしまった朝が何度もあった。



寝だめのつもりで夕方まで爆睡すると夜に眠れなくなる。仮眠は3〜4時間で切り上げたほうが、翌日が確実に軽い。
夜勤明けはカウント上の休みで、自由に動ける休みではない
夜勤明けはシフト表の上では休日として数えられるが、自由に動ける休みとは呼べないのが実態だ。
午前中はまだ病院にいて、帰宅後は寝ているのだから、動ける時間は実質的に数時間しか残らないからだ。
【月10日の休みの中身を分解すると】
- 夜勤明けの休み:4日(午前は病院、午後は睡眠で消える)
- 自由に動ける休み:6日
- 求人票の年間休日には、明け休が含まれていることがある
- 実質の休日数は、明け休の回数を引いてから数える
夜勤明けの昼にPTAの委員会へ出ていた同僚も、明けの夕方にまた出勤していた同僚も、俺の職場には実際にいた。
病院を責めたい話ではない。ただ自分のシフト表をカウントではなく実質で数え直すと、見え方が変わってくる。
あなたの夜勤時間は普通か?相場と比べる4つのチェック項目
あなたの夜勤はどうなんだと思ったはずだ。その感覚を判定に変えるための物差しを4つ渡しておく。
【あなたの夜勤時間を測る4つの物差し】
- 1回の拘束時間が17時間を超えていないか
- 次の勤務までの間隔が11時間を切っていないか
- 月の夜勤時間が72時間を大きく超えていないか
- 拘束時間に対して、夜勤手当が見合っているか



4つ全部を調べる必要はない。1つでも引っかかったなら、その時点で自分の働き方を見直す価値は十分にある。
1回の拘束時間が17時間を超えていないか
1回の夜勤で17時間を超えて拘束されているなら、それは標準からかなり離れた状態だと考えていい。
日本看護協会は勤務拘束時間を13時間以内にすることを提案しており、16時間の時点ですでに上振れしているからだ。
【拘束時間の測り方】
- タイムカードや出退勤記録を1週間ぶんそろえる
- 実際に病院へ入った時刻を書き出す
- 実際に病院を出た時刻を書き出す
- 差の平均を出して、勤務表に書かれた時間と比べる
1日30分のズレでも月に直せば10時間を超えるから、これが記録に残っていなければ、ただの持ち出しになってしまう。
まずは1週間ぶんでいい。数えた時点で、自分の夜勤が長いのか普通なのかを言葉にできるようになる。
次の勤務までの間隔が11時間を切っていないか
前の勤務が終わってから次の勤務が始まるまでの間隔が、11時間を切っていないかを確かめてみてくれ。
日本看護協会のガイドラインが、勤務と勤務の間隔を最低11時間空けることを基準として示しているからだ。
【間隔が短くなりやすいシフトの並び】
- 準夜勤明け(1時00分退勤)から、翌日の日勤(8時30分出勤)
- 日勤(17時退勤)から、そのまま深夜勤(0時出勤)
- 夜勤明け(9時退勤)から、翌日の早出
- 連続する夜勤が3回以上組まれている
準夜勤明けから日勤に入る並びだと、通勤の時間を引けば家で横になれるのは実質5〜6時間しか残らない計算になる。



この並びが月に何回あるかを数えろ。回数が多いなら、原因は時間の長さではなくシフトの組み方のほうにある。
月の夜勤時間が72時間を大きく超えていないか
自分の月の夜勤時間を実際に計算して、72時間を大きく超えていないかを確認しておいてほしい。
入院基本料の施設基準で、看護職員の月平均夜勤時間数が72時間以下と決められているからだ。
【72時間ルールの数え方】
- 夜勤時間帯は、22時から翌5時を含む連続する16時間で判定される
- 1回の夜勤の夜勤時間帯ぶん×月の回数で計算する
- 判定は個人ではなく、病棟の平均で行われる
- 平均が72時間以下でも、個人が大きく超えている場合はある
俺には月20回の出勤のうち17回が夜勤という時期があり、夜勤専従でもないのに完全に昼夜が逆転していた。
病棟平均でならされてしまう数字だからこそ、自分ひとりぶんを自分の手で数えておくことに意味がある。
拘束時間に対して、夜勤手当が見合っているか
最後は金額の話になる。その拘束時間に見合った夜勤手当が支払われているかを、一度確かめてほしい。
手当の額面だけを見ても、何時間拘束された対価なのかが分からなければ、妥当かどうかを判断できないからだ。
| 勤務形態 | 夜勤1回あたりの全国平均 | 拘束時間の目安 |
|---|---|---|
| 2交代 夜勤 | 11,000円台 | 約16時間 |
| 3交代 準夜勤 | 4,000円台 | 約8時間 |
| 3交代 深夜勤 | 5,000円台 | 約8時間30分 |
俺が給与明細を開いたときは、夜勤手当と書かれた金額に深夜割増が含まれていて、本当の手当は相場よりかなり安かった。
明細で夜勤手当と深夜割増賃金が別々に書かれているかを見ろ。それだけで自分の単価の実態がつかめる。
「【必見】看護師の夜勤回数に法律の上限は?労働基準法と72時間ルール」はこちら
夜勤の時間がきついなら、他院の勤務時間を求人票で見比べろ
次にやることは1つだ。他院の勤務時間を、求人票の上で並べて見比べてみること。
【他院と比べるときに見る2つのポイント】
- 自分の夜勤が重いかどうかは、外の求人票と比べないと分からない
- 求人票では、勤務時間の表記と申し送りの扱いをセットで確認する
この2つを押さえておけば、転職するかどうかを決める前に、自分の職場の位置だけを冷静に測ることができる。
自分の夜勤が重いかどうかは、外の求人票と比べないと分からない
自分の夜勤時間が重いのか普通なのかは、外の求人票と並べてみないかぎり最後まで分からないままだ。
院内にいる限り、比べる相手が同じ勤務表で働いている同僚しかいない状態になってしまうからだ。
【外の求人を見て初めて分かること】
- 同じ2交代でも、16時間夜勤の職場と12時間夜勤の職場があること
- 夜勤の入りと終わりの時刻に、病院ごとの幅があること
- 夜勤手当と深夜割増賃金を、別々に明記している職場があること
- 月の夜勤回数を求人票に書いている職場があること
- 仮眠室の有無や仮眠の運用に、はっきりした差があること
俺は転職目的ではなく情報収集のつもりで登録して、病院ごとの夜勤手当の格差の大きさをそこで初めて知った。



動かなくても情報だけは取れる。相場を知っておくだけで、今の職場の見え方が変わってくるはずだ。
求人票では、勤務時間の表記と申し送りの扱いをセットで確認する
求人票を見るときは、勤務時間の表記と申し送りの扱いを、必ずセットで確認するようにしてくれ。
勤務時間の中に申し送りと記録の時間が入っているかどうかで、実際の拘束が30分から1時間変わってくるからだ。
【求人票で確認する5項目】
- 夜勤の始業と終業の時刻(2交代なら16時間型か12時間型か)
- 休憩と仮眠が何時間、どの時間帯に設定されているか
- 月の夜勤回数の目安
- 夜勤手当と深夜割増賃金が、別々に記載されているか
- 残業時間の実績(申し送りが勤務時間の内か外か)
求人票に書かれていない項目については、面接で直接聞くか、担当者から病院へ確認してもらうという手もある。
ここまで見て初めて、他院と自分の職場を同じ土俵で比べられる。数字がそろえば、迷っている時間が減っていく。
【悩む前に登録】夜勤時間と給料を比較するなら転職サイト
夜勤の時間と給料を他院と比べたいなら、看護師向けの転職サイトを使うのが一番手っ取り早い方法になる。
求人票に出ていない勤務時間の実態や申し送りの扱いまで、担当者が病院に確認してくれる場合があるからだ。
【転職サイトで確認できること】
- 2交代か3交代か、夜勤が16時間型か12時間型か
- 月の夜勤回数と、夜勤免除を認めた実績があるか
- 夜勤手当と深夜割増賃金が、別々に支給されているか
- 申し送りと記録の時間が、勤務時間に含まれているか
- 仮眠室の有無と、仮眠が実際に取れているかどうか
登録自体は無料だし、今すぐ転職する気がなくても、他院の勤務時間と相場を聞くだけの使い方でまったく問題ない。



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| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 逆指名 | あり (求人が出ていない施設も確認) |
| 非公開求人 | あり (多数保有) |
| 対応エリア | 全国対応 エリア別担当制 |
| 対応施設 | 病院・クリニック・ 訪問看護・介護施設 |
| サポート体制 | 電話・メール・ 対面・LINE |
| LINE対応 | |
| 利用料金 | 無料 |
| 運営会社 | ディップ株式会社 |
- 転職したい理由から丁寧に聞いてくれた
- 担当者に押し売り感がなかった
- 訪問看護の希望から日勤のクリニックまで視野が広がった
- 訪問看護の求人は少なめだった
ナースではたらこは、「行きたい病院があるけど求人が出ていない」という看護師のために、逆指名制度を設けている珍しい転職サービス。
求人票ではわからない職場の忙しさや雰囲気も担当者から聞けるから、夜勤をやめて日勤中心の働き方にシフトしたい看護師が職場を見比べやすいのが特徴だ。
【おすすめな人】
- 行きたい病院・クリニックが決まっている
- クリニックや日勤のみの職場を探している
- 担当者と対面で相談したい
- サポート力の高い転職エージェントを使いたい



「この病院で働きたいけど求人がない」って諦めてないか?
ナースではたらこなら逆指名で直接聞いてもらえるから、クリニックに移りたいなら頼りになるぞ。
職場のリアルな内部情報がわかる!人間関係まで教えてくれるレバウェル看護
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 職場訪問 | 年間4,000回超 (2023年8月21日時点) |
| 非公開求人 | あり 応募枠限定 |
| 対応エリア | 全国 |
| 対応施設 | 病院・クリニック・ 訪問看護・介護施設・ 有料老人ホーム |
| サポート体制 | 電話・メール・LINE |
| LINE対応 | |
| 利用料金 | 無料 |
| 運営会社 | レバウェル株式会社 |
- 希望の理由からしっかりヒアリングしてくれた
- 電話でもLINEでも対応が丁寧だった
- 訪問看護の求人を中心に紹介してくれた
- 条件に合う求人がなく転職は見送った
レバウェル看護は、職場訪問による独自の内部情報収集に力を入れている看護師専門の転職サービス。
「求人票だけではわからない職場のリアル」を教えてもらえるから、入職後のギャップを最小限にできる。厚生労働省の適正事業者認定(医療分野)も受けている安心できるサービスだ。
【おすすめな人】
- 職場の人間関係や雰囲気を事前に知りたい
- 年収アップを狙って好条件の非公開求人を見たい
- 初めての転職で何から始めればいいか分からない
- 在職中で忙しく、LINEで効率的に進めたい



転職で一番怖いのは「入ってみたら聞いてた話と違う」ってやつだろ?
レバウェル看護は実際に病院に足を運んで情報を集めてるから、入職後のギャップが少ないのが強みだな。
看護師転職サイトを使うときに知っておきたい5つの注意点
転職サイトは便利だが、使い方を間違えると逆に時間を取られて、結局妥協した転職先に決めてしまうなんてことになりかねない。登録する前に、この5つだけは頭に入れておけ。
- 転職を考え始めたら早めに登録しておく
- 登録は2〜3サイトがベスト
- 登録後に聞き取り面談があることを知っておく
- 登録しすぎると面談だけで時間が取られる
- 担当者が合わないと感じたら遠慮なく交代してもらう
転職を考え始めたら早めに登録しておく
「そろそろ転職しようかな」と思った時点で登録しておくのが正解だ。
なぜなら、退職ギリギリになってから慌てて登録すると、面談も求人紹介もバタバタで進み、比較検討する余裕がなくなるからだ。早めに動けば、こんな余裕が生まれる。
- 求人を眺めるだけで、今の職場の条件を客観的に見られる
- いい求人が出たときに、すぐ動ける
- 焦らず、複数の求人をじっくり比較検討できる
逆に余裕がないと、「とりあえずここでいいか」と妥協して決めてしまう。そして入職してから「思ってた職場と全然違った…」となる。私はこれで後悔している看護師を、何人も見てきた。



でも、まだ転職するか決めてないのに登録していいんですか?



全然いい。登録したからって転職しなきゃいけないわけじゃないからな。求人を眺めるだけでも「今の職場って実は条件悪かったんだ」って気づけたりする。「いい求人が出たら動く」くらいの余裕を持っておけ。
登録は2〜3サイトがベスト
転職サイトは2〜3サイトに登録するのがちょうどいい。
なぜなら、1サイトだけだと求人や情報が偏り、担当者との相性が悪かったときに逃げ場がなくなるからだ。かといって多すぎても消耗する。2〜3サイトが、ちょうどいい理由はこうだ。
- 1サイトだけだと、紹介される求人が偏り、相性が悪いと逃げ場がない
- 多すぎると、面談だけで消耗する
- 2〜3サイトなら、求人も担当者の対応も見比べられる
たとえば「このサイトの担当者はイマイチだけど、こっちは話が早いな」と見比べて判断できる。これは1サイトだけでは絶対にできないことだ。
だから、比較のしやすさと負担のバランスを考えると、2〜3サイトがベストになる。
登録後に聞き取り面談があることを知っておく
転職サイトに登録すると、担当者から電話やLINEで聞き取りの面談(ヒアリング)の連絡が来る。
なぜなら、登録してすぐ求人が届くのではなく、まず希望条件や転職理由を確認したうえで、求人を紹介する流れだからだ。面談前に、次の希望条件を整理しておくといい。
【面談前に整理しておく希望条件】
- 勤務地
- 給与
- 夜勤の有無
- 譲れない条件
面談は1回あたり15〜30分くらいかかることが多い。上の希望条件を先にメモしておくとサクッと終わるし、ズレた求人を紹介されにくくなる。
だから、登録前にメモだけでも作っておけ。それだけで面談の質が変わる。
登録しすぎると面談だけで時間が取られる
「たくさん登録した方が有利だろ」と思って4〜5サイト以上に登録すると、面談だけで時間が消し飛ぶ。
なぜなら、サイトごとに面談が発生し、さらに各社から連絡が一気に届くからだ。登録しすぎると、こうなる。
【登録しすぎると起きること】
- サイトごとに面談があり、面談だけで数時間ぶっ飛ぶ
- 各サイトから電話・メール・LINEの連絡が一気に届く
- やり取りに疲れて、本来の転職活動に集中できなくなる
求人を探すために登録したのに、連絡の対応に追われて疲弊する。これでは本末転倒だ。



まずは2〜3サイトで始めて、物足りなければ追加する。これが一番効率的なやり方だ。
担当者が合わないと感じたら遠慮なく交代してもらう
これは言いにくいのはわかる。でも「この人とは合わないな」と感じたら、我慢せずに担当者の交代を申し出ろ。
なぜなら、合わない担当者のまま進めると、希望と違う求人ばかり紹介され、転職のタイミングまで逃しかねないからだ。交代については、これだけ知っておけばいい。
【担当者交代で知っておくこと】
- 交代の依頼は失礼じゃない。転職サイト側も対応に慣れている
- 直接電話で言いにくければ、LINEで「担当者を変更したいです」と送るだけでいい
- 少しでも「なんか違うな」と思ったら、早めに動く
多くの転職サイトはLINEが連絡手段として使えるから、交代の申し出も一言送れば済む話だ。少しでも「なんか違うな」と思ったら、早めに交代してもらうのがベストだ。



たしかに、合わない担当者に気を遣って我慢してたら、転職で失敗するのは自分ですもんね…



そういうことだ。担当者に遠慮して自分の人生を妥協するなんて、一番もったいないからな。
まとめ|夜勤が何時から何時かを知れば、自分の働き方を測れる
看護師の夜勤は、2交代なら16時30分から翌9時までの16時間、3交代なら準夜勤16時30分から翌0時30分、深夜勤0時から翌8時30分が標準だ。病院や診療科で30分から1時間はズレるが、だいたいこの範囲に収まる。
ただし勤務表に並んだ時刻は入口にすぎない。16時間のうち賃金の対象は13〜14時間で、深夜割増がつくのは22時から翌5時までの7時間だけだ。ここを押さえておくだけで、自分の働き方を感覚ではなく数字で測れるようになる。
最後にこの記事のおさらいだ。
- 2交代の夜勤は16時30分〜翌9時の16時間型が標準。20時〜翌9時の13時間型の職場もある
- 3交代は準夜勤16時30分〜翌1時00分、深夜勤0時30分〜翌9時00分が標準
- 拘束16時間の中身は、実労働13〜14時間と休憩・仮眠2〜3時間に分かれる
- 深夜割増賃金の対象になるのは、22時から翌5時までの7時間だけ
- 夜勤明けに病院を出るのは定時プラス30分〜1時間。帰宅後の半日は身体が動かない
- 拘束17時間超・勤務間隔11時間未満・月72時間超・手当が深夜割増込み。1つでも当てはまるなら見直す材料になる
やることは1つでいい。タイムカードとシフト表を1週間ぶん引っ張り出して、この記事の時刻と並べてみろ。それだけで十分だ。



時刻を数え直すのは、今夜からでもできる。自分が何時間を差し出しているのかを知ることが、身体を守る最初の一歩になる。
よくある質問|看護師の夜勤時間の疑問
- 看護師の夜勤は何時から何時ですか?
-
2交代制なら16時30分から翌9時まで、3交代制なら準夜勤が16時30分から翌0時30分、深夜勤が0時から翌8時30分が標準です。同じ2交代でも、20時から翌9時までの12時間夜勤を採用している職場もあります。救急の有無や診療科によって、30分から1時間は前後します。
- 看護師の夜勤の時間帯は?
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夜勤の時間帯という言葉には3つの意味があるので、区別して覚えておくと混乱しません。1つ目はシフト上の夜勤で、2交代なら夕方から翌朝までです。2つ目は診療報酬の72時間ルールで使う夜勤時間帯で、22時から翌5時を含む連続する16時間と定められています。3つ目は深夜割増賃金の対象時間で、こちらは22時から翌5時までの7時間です。
- 2交替の夜勤は何時から何時までですか?
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2交代の夜勤には16時間型と12時間型があります。16時間型は16時30分から翌9時まで、12時間型は20時から翌9時までが代表的です。ほかに16時から翌10時、17時から翌9時30分という設定の病院もあります。求人票に2交代制とだけ書かれている場合は、どちらの型なのかを面接で必ず確認してください。
- 夜勤とは何時から何時まで?
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制度上の定義でいうと、労働基準法37条4項が深夜業として定めているのは22時から翌5時までです。一方、診療報酬の72時間ルールでは、22時から翌5時を含む連続する16時間を夜勤時間帯として扱います。つまり法律上の深夜と、シフト上の夜勤と、施設基準上の夜勤時間帯は、それぞれ区切りが違うということです。



