【お前はなるな】看護師が転職で失敗する5つの理由と防ぎ方を解説

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【お前はなるな】看護師が転職で失敗する5つの理由と防ぎ方を解説

「転職したいけど、失敗したらどうしよう…」

「給料が下がって生活できなくなるんじゃないか」

「せっかく転職しても、人間関係がまた最悪だったら終わりだ」

こんなこと考えて、転職サイトを開いては閉じてを繰り返してないか? その気持ち、めちゃくちゃわかる。俺もまったく同じことを何年もやっていた側の人間だからな。

俺はかずくん。看護師歴25年、そのうち17年を夜勤に捧げた男だ。月20回の出勤のうち17回が夜勤というブラック病院で働いたこともあるし、35歳の健康診断で不整脈を指摘されたこともある。夜勤明けに駐車場で30分動けなくなって、「あ、このまま死ぬのかな」と本気で思った夜もあった。

転職では痛い目も見てきた。だからこそ、看護師の転職で「やらかす人」と「うまくいく人」の差がどこにあるのか、全部話せる。この記事では、よくある失敗パターンから本当の原因、具体的な対策まで包み隠さず書いていく。最後まで読めば、少なくとも「同じ轍」は踏まなくなるはずだ。

目次

看護師の転職でよくある失敗パターン5つ

最初に結論を言う。看護師の転職失敗は、だいたいこの5パターンに集約される。逆に言えば、この5つを知っておくだけで地雷の大半は避けられる。

看護師の転職でよくある失敗パターン
  • 給与・待遇が聞いていた話と違った
  • 職場の人間関係がキツかった
  • 仕事内容が想像と全然違った
  • 勤務条件が求人票と違った
  • 焦って転職先を決めてしまった

「あー、あるある」と思ったやつが一つでもあるなら、ちゃんと読んでいけ。一つずつ掘り下げていく。

給与・待遇が聞いていた話と違った

転職失敗で一番多いのが、この「金の話」だ。求人票に「月給32万円〜」と書いてあったのに、入ってみたら手取り24万。こういうケース、マジでゴロゴロ転がっている。

なぜこんなことが起きるかというと、求人票の額面には夜勤手当・残業代・各種手当がてんこ盛りで含まれていることがあるからだ。基本給がいくらで、どの手当がどういう条件でつくのか。ここを確認しないまま「月給32万か、今より上がるじゃん」と飛びつくと、初任給の明細を見て膝から崩れ落ちることになる。

もこちゃん

求人票の金額をそのまま信じちゃダメってこと?

かずくん

そう。特に「夜勤手当」は要注意だ。俺が経験したんだけど、求人票に「夜勤手当あり」と書いてあったのに、フタを開けてみたら深夜割増賃金込みの金額だった。つまり本当の夜勤手当は相場よりかなり安くて、深夜帯の法定割増を足して見栄えのいい数字にしてただけだったんだよ

賞与も同じだ。「賞与4ヶ月分」と書いてあっても、基本給が低ければ額面は大したことにならない。求人票の数字だけで判断するのは、パッケージの写真だけ見てカップ麺を買うようなものだ。中身を確かめないと後悔する。

給与で確認すべきポイント
  • 基本給の金額
    手当込みではなく単体
  • 夜勤手当の内訳
    深夜割増賃金込みか別か
  • 賞与の計算基準
    基本給の何ヶ月なのか実績なのか
  • 残業代の計算方法
    固定残業代=みなし残業に注意

職場の人間関係がキツかった

人間関係の良し悪しは、求人票のどこにも書いていない。これが転職の一番厄介なところだ。「アットホームな職場です」なんてフレーズ、信用するやつは新卒1年目だけだろう。

看護師の世界は特殊だ。命を預かる現場だから、ピリピリした空気が当たり前になっている職場もある。新人いびりが文化として根付いているところ、派閥がガチガチに固まっているところ、お局が実質的な権力を握っているところ。どれも入ってみないとわからない。

ただ、完全にノーヒントかというと、そうでもない。面接時や見学時に見るべきポイントはある。

  • ナースステーションの雰囲気
    会話があるか、沈黙が重いか
  • スタッフ同士のやり取り
    敬語なのか、タメ口なのか、トーンは穏やかか
  • 見学者への態度
    無視か、挨拶があるか
  • 離職率を聞いたときの反応
    嫌な顔をしたら黄色信号

見学で30分もいれば、空気は肌でわかる。「なんか空気が重いな」と感じたら、その直感はだいたい正しい。俺も過去に「見学のとき嫌な予感がしたのに無視して入職した」ことがあるけど、案の定だった。直感を舐めるなよ。

仕事内容が想像と全然違った

これも地味にダメージがデカい失敗パターンだ。「看護師」という括りは同じでも、職場によって仕事内容は天と地ほど違う。

よくあるのが、急性期病棟からの転職で「もう少し落ち着いた環境で働きたい」と慢性期や療養型に移ったケース。確かにバタバタは減る。でも、蓋を開けてみたら業務の大半がオムツ交換・体位変換・食事介助で、「これ、介護士の仕事じゃないのか?」と感じてしまう人が少なくない。

もこちゃん

看護スキルを活かしたくて転職したのに、全然違う仕事だったら凹むよね…

かずくん

そうなんだよ。悪い仕事じゃないんだけど、自分が求めていたものと違うと、毎日がしんどくなる。だから面接のときに「一日の業務の流れ」と「看護師が担当する具体的な業務範囲」は絶対に聞いておけ

クリニックへの転職でも同じことが起きる。「外来だけだと思ったら、掃除・受付・電話対応・在庫管理まで全部やらされた」なんて話はザラだ。事前に確認しておくべきポイントをまとめておく。

【仕事内容の事前確認リスト】

  • 一日のタイムスケジュール
  • 看護師と介護士の業務分担
  • 看護業務以外に求められる仕事(事務・清掃など)
  • 使用する医療機器・電子カルテの種類

勤務条件が求人票と違った

「日勤のみ」で入ったはずなのに、3ヶ月後に「夜勤もお願いできない?」と言われる。これ、笑い話じゃなくてリアルにあるんだ。人手不足の職場ほどこのパターンが多い。

最初は「お願い」だったのが、いつの間にか「当然」に変わっていく。断り続けると居心地が悪くなって、結局辞めるか受け入れるかの二択に追い込まれる。求人票に書いてあった条件なんて、現場の人手不足の前では紙切れ同然だったりする。

俺自身の話をすると、かつて月20回の出勤のうち17回が夜勤というブラック病院で働いていた時期がある。入職時は「夜勤は月8回程度」と聞いていた。8回が10回になり、12回になり、気づけば17回だ。日勤はたった3回。もはや夜勤専従どころか、日勤がオマケだった。

勤務条件の変更を防ぐためには、内定時に雇用条件通知書を書面でもらうこと。口頭の約束は証拠にならない。「書面でください」と言って嫌な顔をする職場は、その時点で候補から外していい。

焦って転職先を決めてしまった

「もう限界、今すぐ辞めたい」。この状態で転職活動を始めると、判断力が壊滅的に落ちる。目の前に出された求人が「マシに見える」だけで飛びついてしまうんだ。

冷静に考えれば比較すべき条件がいくつもあるのに、「ここでいいや」と決めてしまう。まるで終電を逃した夜にタクシーの料金を気にしなくなるのと同じだ。追い詰められた人間は、正常な判断ができなくなる。

もこちゃん

じゃあ、転職活動ってどのくらいの期間をかけるのがいいの?

かずくん

最低でも3ヶ月は見ておけ。情報収集に1ヶ月、応募・面接に1ヶ月、比較検討に1ヶ月。これくらいの余裕がないと、冷静な判断はできない。在職中に始めるのが鉄則だ

「辞めてから探す」は最悪の選択肢だ。収入が途絶えると、焦りが倍増する。在職中に、水面下でじっくり動く。これが転職の大原則だと覚えておいてくれ。

看護師が転職で失敗する「本当の原因」3つ

ここまで失敗パターンを5つ並べてきたけど、実はこれらは「症状」であって「原因」じゃない。本当の原因は、もっと根っこの部分にある。ここを直さない限り、転職先を変えても同じことを繰り返す。

転職理由が「逃げたい」だけで終わっている

「今の職場が嫌だ」「もう夜勤をやりたくない」「あの先輩の顔を見たくない」。辞めたい理由は山ほど出てくるのに、「じゃあ次にどんな働き方をしたいのか」と聞かれると、急に言葉が出なくなる。心当たりがあるやつ、多いんじゃないか?

「逃げたい」という動機自体は悪くない。俺だって夜勤17年目に身体を壊しかけて逃げるように辞めた。問題は、逃げた先に何を求めるかが曖昧なまま走り出すことだ。ゴールのないマラソンは、どこまで走っても終わらない。

やるべきことはシンプルだ。「辞めたい理由」を裏返して「次に求める条件」に変換するだけでいい。「夜勤がキツい」なら「日勤のみ」。「給料が安い」なら「基本給○○万以上」。「人間関係が最悪」なら「少人数のクリニック」。こうやって言語化しておくと、求人を選ぶときの物差しになる。

情報収集が圧倒的に足りていない

看護師の転職で失敗する人の多くは、びっくりするほど情報を集めていない。ハローワークの求人票をパラパラ見て、知り合いに「どこかいいところない?」と聞いて、それで終わり。これで「理想の職場」を見つけようとするのは、地図なしで知らない土地をドライブするようなものだ。

俺自身、転職サイトに登録して初めて「こんなに選択肢があるのか」と驚いた経験がある。自分が知っている求人なんて、市場全体のほんの一部でしかない。視野が狭いまま転職先を決めるのは、メニュー表の1ページ目だけ見て注文するのと同じだ。

もこちゃん

でも、情報収集って具体的に何をすればいいの?

かずくん

まずは転職サイトに2〜3個登録しておけ。それだけで非公開求人を含めた選択肢が一気に広がる。あとは気になる病院の口コミを調べたり、可能なら見学に行くこと。「面倒くさい」と思うかもしれないけど、この手間を惜しんだやつが転職に失敗するんだ

情報は多ければ多いほど、判断の精度が上がる。「調べすぎて失敗した」なんて話は聞いたことがないだろ?逆は山ほどある。

「給料が下がる=失敗」と思い込んでいる

これは声を大にして言いたい。「給料が下がった=転職失敗」ではない。この思い込みが、どれだけ多くの看護師を不幸な職場に縛り付けているか。

俺は日勤のみの部署に異動して、年収は確かに下がった。夜勤手当がなくなるんだから当然だ。でも、それで生活が破綻したかというと、まったくそんなことはなかった。なぜか? 固定費を徹底的に見直したからだ。

スマホを格安SIMに変え、保険を必要最低限に見直し、電気代のプランを切り替えた。これだけで年間50万円の固定費削減に成功した。夜勤手当の減少分をほぼカバーできた計算だ。

【俺が実際に見直した固定費】

  • スマホ:大手キャリア →から格安SIMへ変更
    月約5,000円削減
  • 保険:不要な特約を解約し掛け捨てに切り替え
    月約15,000円削減
  • 電気代:電力会社・プラン変更
    月約3,000円削減
  • その他:サブスク整理・ネット回線見直しなど

給料が下がっても、支出も下がれば手元に残る金は変わらない。それどころか、夜勤をやめて人間らしい生活を取り戻せた。子どもの運動会にボロボロの夜勤明けの状態で行く必要もなくなった。あのときの俺、目の下にクマを作って、ビデオカメラを持つ手がフラフラしてたからな。周りの父兄から「大丈夫ですか?」と心配されるレベルだった。

「収入を守る」ことと「収入を増やす」ことは違う。支出をコントロールする力があれば、年収ダウンは致命傷にならない。この視点を持てるかどうかで、転職の選択肢は大きく変わってくるはずだ。

転職で失敗しないための具体的な対策5つ

ここまで、看護師が転職で失敗する5つのパターンと、その根っこにある原因を話してきた。「じゃあ具体的にどうすればいいんだ」って話だよな。ここからは、失敗を防ぐために俺が実際にやったこと、やっておけばよかったことを5つにまとめて話す。全部やれとは言わない。でも知ってるのと知らないのとでは、転職の結果がまるで変わってくるぞ。

転職の「軸」を3つに絞れ

転職で失敗する奴の大半は、「なんとなく今の職場が嫌」で動き出す。気持ちはわかる。でもそれだと、求人票を眺めてるうちに「あれもいいな、これもいいな」って目移りして、結局よくわからないまま決めてしまうんだ。

「これだけは絶対に譲れない」という条件を、3つだけ決めろ。3つでいい。5つも10つも出すな。多すぎると求人がゼロになるし、少なすぎると軸がブレる。

【転職の軸の例】

  • 夜勤なし(日勤のみ)
  • 自宅から車で30分以内
  • 年収400万円以上

俺の場合は「夜勤なし」「通勤30分以内」「年収が極端に下がらないこと」の3つだった。この3つを決めた瞬間、驚くほど求人が絞れたし、迷いがなくなった。逆に言うと、軸がないまま転職活動するのは、地図を持たずに山に入るようなもんだ。遭難するに決まってる。

もこちゃん

3つだけって少なくない?もっと条件つけたくなりそう…

かずくん

気持ちはわかるけど、条件を増やすほど「完璧な職場探し」になって動けなくなるぞ。3つ以外は「あったらラッキー」くらいに思っとけ

求人票の「裏側」を確認しろ

求人票ってのは、言ってみれば職場の「お見合い写真」だ。いいところしか載ってない。だから額面通りに受け取るな。特に給与のところは要注意だぞ。

「月収35万円〜」と書いてあっても、その内訳を確認しないと痛い目を見る。基本給がいくらで、手当がいくらで、賞与は何ヶ月分なのか。基本給が低くて手当で盛ってる求人は、賞与も退職金も少なくなるからな。ボーナス込みで年収を計算してみると、「あれ、今より下がるじゃん」ってことがザラにある。

求人票で確認すべきポイント
  • 基本給と手当の内訳
    基本給の割合が低すぎないか
  • 賞与の実績
    「〇ヶ月分」は基本給ベースで計算
  • 離職率・平均勤続年数
    聞けば教えてくれるところも多い
  • 同じ求人がずっと出ていないか
    常時募集=常時辞めてる可能性

あと、いつ見ても求人が出ている職場は、人がどんどん辞めてる証拠だと思え。転職サイトを定期的にチェックしていれば、「またこの病院出てるな」ってのがわかるようになる。そういう職場には、それなりの理由があるもんだ。

職場見学は絶対に行け

面接だけで決めるな。必ず職場見学をしろ。これは俺が声を大にして言いたいことの一つだ。

求人票や面接ではわからないことが、見学に行くと一発でわかる。スタッフの表情、ナースステーションの空気、患者への声かけのトーン。こういうのは文字や言葉じゃ伝わらない。現場に足を運んで、自分の目で確かめるしかないんだよ。

見学時にチェックすべきポイント
  • スタッフ同士の会話のトーン
    ピリピリしていないか
  • 挨拶してくれるかどうか
    余裕のある職場は挨拶がある
  • 掲示物や設備の状態
    古くて放置されていないか
  • 残業が当たり前の空気がないか

見学のときに遠慮するな。「有給の取得率はどのくらいですか」「残業は月何時間くらいですか」と聞いてみろ。ちゃんとした職場なら、正直に答えてくれる。見学を断る、もしくは嫌がる病院は、見せられない何かがあると思っていい。そういうところは候補から外せ。

もこちゃん

見学って言いづらくない?「面倒な応募者だな」って思われそうで…

かずくん

見学を申し出て嫌がるような職場は、入ってからも「言いにくい空気」が漂ってるぞ。見学の対応がその職場の本性だと思え

転職サイト・エージェントを使い倒せ

「自分で探して自分で応募すればいい」と思ってる奴、それ自体は間違ってない。でも、エージェントを使った方が圧倒的に効率がいいし、自分では手に入らない情報が手に入る

エージェント経由だと、求人票には書いていない内部情報を教えてもらえることがある。「あの病院は師長が厳しい」「ここは残業がほぼゼロ」「最近人が立て続けに辞めた」みたいなリアルな情報だ。自分一人でハローワークの求人票を眺めてるだけじゃ、絶対にたどり着けない情報だぞ。

俺は転職活動のときにレバウェル看護を使った。電話でもLINEでも丁寧に対応してくれたし、最初のヒアリングがかなりしっかりしていて、「この人はちゃんと聞いてくれるな」と感じた。条件に合う求人も紹介してもらえた。ただ、正直に言うと、最終的には俺の条件にピッタリ合う案件が見つからなくて、そのときは見送りにした

「使ったけど結局そこでは決まらなかった」という経験だ。でも、これは別に悪いことじゃない。エージェントは複数登録して比較するのが基本。1社だけで決めようとするから「合わなかった=無駄だった」になる。2〜3社に登録して、それぞれの強みを使い分けろ。担当者との相性もあるからな。

「辞める前」に固定費を見直せ

これは転職テクニックじゃなく、家計の話だ。でも、転職で失敗する看護師の多くが「年収が下がるのが怖い」で動けなくなっている。だからこそ、辞める前にやっておくべきことがある。

俺は転職前に家計を徹底的に見直した。やったのはシンプルに3つだけだ。

【俺がやった固定費削減】

  • スマホを格安SIMに変更
  • 生命保険を見直して必要最低限に
  • 電気代のプランを変更

この3つだけで、年間50万円の固定費を削減できた。月にすると約4万円だ。夜勤手当って大体1回あたり1万〜1.5万円だろ?月4万円浮けば、夜勤3〜4回分の手当を失っても生活レベルは変わらない計算になる。

夜勤手当に依存しない家計を先に作っておけば、「年収が下がるから転職できない」という呪縛から解放される。転職の選択肢が一気に広がるぞ。辞めてから慌てて節約するんじゃなく、辞める前に仕込んでおけ。

もこちゃん

年間50万って結構大きいね!でもそんなに減らせるもの?

かずくん

固定費って見直さないまま何年も放置してる奴が多いんだよ。俺もそうだった。一回やれば毎月勝手に浮くから、やらない理由がない

「失敗が怖くて動けない」が一番の失敗だ

失敗が怖い気持ちは、痛いほどわかる。俺だってそうだった。「転職して後悔したらどうしよう」「今の職場の方がまだマシかもしれない」。そんなことを何年も考えて、結局動かなかった。その結果どうなったか、聞いてくれ。

俺が「動かなかった」結果どうなったか

35歳の健康診断で不整脈を指摘された。医者に「このまま夜勤を続けたら身体が壊れる」とはっきり言われた。それでも俺は動かなかった。「まだ大丈夫だろう」「夜勤手当がなくなったら生活できない」。そう言い聞かせて、夜勤を続けた。

ある夜勤明けの朝。病院の駐車場で車のエンジンをかけたまま、30分間まったく動けなくなった。手が震えているわけでもない。頭がぼんやりしているわけでもない。ただ、身体が「もう動きたくない」と拒否していた。ハンドルを握ったまま、フロントガラスの向こうをぼうっと眺めていた。朝日がやけに眩しかった。

同期の看護師は、もっと悲惨だった。夜勤中にナースステーションで突然倒れて、そのまま救急搬送された。一緒に何年も夜勤をやってきた奴だ。「俺たちはまだ若いから大丈夫だろ」なんて笑い合っていた、あいつが運ばれていく姿を見て、「大丈夫」なんて誰にも言えないと思い知った

それでもすぐには動けなかった。人間ってのは、追い込まれないと変われない生き物なのかもしれない。でも追い込まれてからじゃ遅いんだよ。俺は37歳でようやく転職サイトに登録して、日勤だけの部署に異動になった。異動して半年後の朝、6時に自然と目が覚めた。カーテンの隙間から朝の光が差し込んでいて、鳥の声が聞こえて、「ああ、これが人間の生活か」と泣きそうになった。たったそれだけのことが、夜勤をやっていた頃にはなかったんだ。

「現状維持」にもリスクがあることを知れ

「転職にはリスクがある」。それは正しい。でもな、現状維持にもリスクがあることを、多くの看護師は見て見ぬふりをしている

子どもの運動会に行ったときのことだ。夜勤明けでそのまま会場に向かった。目の下にクマを作って、ヨレヨレの身体で応援席に座った。子どもが走ってるのを見ながら、途中で身体がだるくなって座り込んだ。周りの親たちが元気にビデオを構えている中で、俺だけが地面に座って目を閉じていた。子どもがこっちを見て手を振ってくれたのに、笑顔を返す余裕すらなかった。あのときの子どもの顔は、今でも忘れられない。

俺だけじゃない。同僚の話を聞いても、夜勤で壊れていく奴は多かった。ある同僚は家族と同居していて、夜勤から帰っても寝られないと言っていた。家族が起きて生活している横で、真っ暗な部屋に閉じこもって寝ようとするんだが、どうしても眠れない。別の同僚は、夜勤明けの昼からPTAの委員会に出て、そのまま夕方にまた仕事に来ていた。顔色が土みたいに悪かった。

我慢することと、耐えるべきことは違う。我慢してどうにかなるなら我慢すればいい。でも身体を壊す方向に進んでいるなら、それは「耐えている」んじゃなくて「壊れかけている」だけだ。現状維持のリスクを正しく見積もれ。転職のリスクと天秤にかけたとき、本当にどちらが怖いのか、冷静に考えてみろ。

もこちゃん

運動会のエピソード、読んでてちょっと胸が痛くなった…

かずくん

あの頃の俺に言ってやりたいよ。「もっと早く動け」って。これが唯一の後悔だ

【まず行動】転職の失敗を防ぐなら、プロの力を借りるのが近道だ

ここまで読んで、「よし、動いてみよう」と思った奴もいるだろう。でも、自分一人で全部やる必要はない。求人を探して、条件を比較して、面接の日程を調整して、給与交渉までやる。夜勤をこなしながらそれを全部やるのは、正直しんどい。

転職サイトやエージェントに登録するだけなら無料だ。いますぐ転職しなくたっていい。どんな求人があるのか、自分の条件でどのくらい選択肢があるのか、それを見るだけでも十分に価値がある。「思ったより選択肢あるじゃん」と気づくだけで、心の余裕がまるで違ってくるからな。

焦る必要はない。でも、「いつか」と言い続けて何年も経つくらいなら、まずは情報を集めるところから始めてみろ。動き出すのに、大げさな決意なんていらないんだ。

求人数20万件以上でオリコン4年連続No.1!看護師転職ならナース専科

項目詳細
公開求人数20万件以上
非公開求人あり(多数保有)
対応エリア全国47都道府県
(15拠点)
対応施設病院・クリニック・
訪問看護・介護施設・
企業・保育園
サポート体制電話・メール・LINE
LINE対応
利用料金無料
運営会社株式会社
エス・エム・エス
ポイント
  • 公開求人数20万件以上で看護師転職サイトの中でもトップクラスの求人数
  • オリコン顧客満足度ランキング看護師転職で4年連続総合1位(2023〜2026年)を獲得
  • 全国15拠点に地域専任のキャリアパートナーが在籍し、医療機関の内部情報を把握
  • 70時間以上の研修を受けたキャリアパートナーがチーム体制でサポート
  • 給与・勤務条件の条件交渉を代行。最短1週間での内定獲得実績あり

ナース専科は、旧ナース人材バンクとして2005年から20年以上の実績を持つ老舗の看護師転職サービス

年間10万人以上の看護師が利用しており、東証プライム上場の株式会社エス・エム・エスが運営しているため信頼性も高いのが特徴です。

【おすすめな人】

  • とにかく多くの求人から比較して選びたい人
  • 初めての転職で手厚いサポートが欲しい人
  • 在職中で忙しく、LINEでやり取りしたい人
  • 地方での転職を考えている人
かずくん

年間10万人以上が使ってる実績とオリコン4年連続1位はダテじゃない。「とりあえず求人を見たい」って段階でも、ここに登録しておけば間違いないぞ。

職場のリアルな内部情報がわかる!求人数12万件以上のレバウェル看護

レバウェル看護
項目詳細
公開求人数12万9,000件以上
非公開求人あり
(全体の半数以上)
対応エリア全国47都道府県
(15拠点)
対応施設病院・クリニック・
介護施設・訪問看護・
健診センター
サポート体制電話・メール・LINE
LINE対応
利用料金無料
運営会社レバレジーズ
メディカルケア株式会社
ポイント
  • 年間4,000回以上の職場訪問を実施し、人間関係・雰囲気などリアルな内部情報を把握
  • 非公開求人が12万件以上。大学病院や高収入求人など好条件の求人が豊富
  • 「相談のしやすさNo.1」「連絡の取りやすさNo.1」を受賞した高い満足度
  • 履歴書添削・面接対策・条件交渉・退職交渉・入職後のアフターフォローまで一貫サポート
  • LINEで求人紹介や相談ができるから、在職中でもスキマ時間で転職活動が進む

レバウェル看護は、職場訪問による独自の内部情報収集に力を入れている看護師専門の転職サービス。

「求人票だけではわからない職場のリアル」を教えてもらえるから、入職後のギャップを最小限にできます。2009年から15年以上の運営実績があり、厚生労働省の適正事業者認定も受けている安心できるサービスです。

【おすすめな人】

  • 職場の人間関係や雰囲気を事前に知りたい人
  • 年収アップを狙って好条件の非公開求人を見たい人
  • 初めての転職で何から始めればいいかわからない人
  • 在職中で忙しく、LINEで効率的に進めたい人
かずくん

転職で一番怖いのは「入ってみたら聞いてた話と違う」ってやつだろ?
レバウェル看護は実際に病院に足を運んで情報を集めてるから、入職後のギャップが少ないのが強みだな。

行きたい病院を「逆指名」できる!クリニック求人に強いナースではたらこ

項目詳細
公開求人数約9万5,000件
非公開求人あり(多数保有)
対応エリア全国対応
(エリア別担当制)
対応施設病院・クリニック・
訪問看護・介護施設・
保育園・企業
サポート体制電話・メール・
LINE(24時間受付)
LINE対応
利用料金無料
運営会社ディップ株式会社
ポイント
  • 求人が出ていない病院にも応募できる「逆指名」制度が最大の特徴
  • 約9万5,000件の求人のうちクリニック求人が約80%を占め、日勤メインの求人に強い
  • 24時間対応の受付窓口があり、夜勤明けや不規則シフトでも相談しやすい
  • 担当に言いにくいことも相談できる「あんしんサポート窓口」を設置
  • 「バイトル」「はたらこねっと」で知られるディップ株式会社運営で求人業界25年以上の実績

ナースではたらこは、「行きたい病院があるけど求人が出ていない」という看護師のために、逆指名制度を設けている珍しい転職サービス。

クリニック求人が全体の約80%を占めており、夜勤をやめて日勤中心の働き方にシフトしたい看護師にとって選択肢が多いのが特徴です。

【おすすめな人】

  • 行きたい病院・クリニックが決まっている人
  • クリニックや日勤のみの職場を探している人
  • 夜勤シフトで日中に電話できない人(24時間対応)
  • サポート力の高い転職エージェントを使いたい人
かずくん

「この病院で働きたいけど求人がない」って諦めてないか?
ナースではたらこなら逆指名で直接聞いてもらえる。夜勤を辞めてクリニックに移りたいなら、クリニック求人の多さは頼りになるぞ。

看護師転職サイトを使うときに知っておきたい5つの注意点

転職サイトは便利だが、使い方を間違えると逆に時間を取られて、結局妥協した転職先に決めてしまうなんてことになりかねない。

登録する前に、この5つだけは頭に入れておけ。

転職を考え始めたら早めに登録しておく

「そろそろ転職しようかな」と思った時点で登録しておくのが正解だ

退職ギリギリになってから慌てて登録すると、面談も求人紹介もバタバタで進むことになる。比較検討する余裕なんてなくなるんだ。

その結果どうなるかって?「とりあえずここでいいか」って妥協して決めてしまう。で、入職してから「思ってた職場と全然違った…」ってなるパターンだ。俺はこれで後悔してる看護師を何人も見てきた。

もこちゃん

でも、まだ転職するか決めてないのに登録していいんですか?

かずくん

全然いい。登録したからって転職しなきゃいけないわけじゃないからな。求人を眺めるだけでも「今の職場って実は条件悪かったんだ」って気づけたりする。「いい求人が出たら動く」くらいの余裕を持っておけ。

登録は2〜3サイトがベスト

転職サイトは2〜3サイトに登録するのがちょうどいい

1サイトだけだと、紹介される求人が偏ったり、担当者との相性が合わなかった時に逃げ場がなくなる。かといって多すぎると、このあと書くように面談だけで消耗する。

2〜3サイトに登録しておけば、求人の比較もできるし、担当者の対応も見比べられる。「このサイトの担当者はイマイチだけど、こっちは合うな」って判断できるようになるんだ。

登録後に聞き取り面談があることを知っておく

転職サイトに登録すると、担当者から電話やLINEで聞き取りの面談(ヒアリング)の連絡が来る

「登録したらすぐ求人が届くんだろ?」って思ってる人が多いんだが、実際はまず希望条件とか転職理由の確認面談があって、そのうえで求人を紹介してもらう流れだ。

面談は1回あたり15〜30分くらいかかることが多い。事前に勤務地・給与・夜勤の有無・譲れない条件などの希望条件を整理しておくとサクッと終わるから、登録前にメモだけでも作っておけ。

登録しすぎると面談だけで時間が取られる

「たくさん登録した方が有利だろ」って思って4〜5サイト以上に登録すると、それぞれのサイトで面談が発生するから、面談だけで数時間ぶっ飛ぶ

さらに、各サイトから電話・メール・LINEの連絡が一気に届くから、やり取りだけで疲弊する。本来の転職活動に集中できなくなったら本末転倒だろ?

かずくん

まずは2〜3サイトで始めて、物足りなければ追加する。これが一番効率的なやり方だ。

担当者が合わないと感じたら遠慮なく交代してもらう

これ、言いにくいのはわかる。でも「この人とは合わないな」と感じたら、我慢せずに担当者の交代を申し出ろ

交代をお願いするのは失礼なことじゃない。転職サイト側も担当者変更の対応には慣れてるから、気にする必要はまったくないんだ。

多くの転職サイトではLINEが連絡手段として使える。直接電話で言いにくかったら、LINEで「担当者を変更したいです」って送るだけでいい。それだけで済む話だ。

合わない担当者のまま進めると、希望と違う求人ばかり紹介されたり、転職のタイミングを逃す原因になる。少しでも「なんか違うな」と思ったら、早めに交代してもらうのがベストだ。

もこちゃん

たしかに、合わない担当者に気を遣って我慢してたら、転職で失敗するのは自分ですもんね…

かずくん

そういうことだ。担当者に遠慮して自分の人生を妥協するなんて、一番もったいないからな。

まとめ|転職で失敗するのが怖いなら、まず「正しく怖がれ」

失敗パターンを知って、対策を打てば、転職は怖くない。本当に怖いのは、動かないまま身体を壊すことだ。俺みたいに不整脈を指摘されてから慌てるんじゃなく、まだ元気なうちに準備を始めろ。

年収は夜勤手当分だけ下がったが、体調を崩して休むことがなくなって、結果的にはトントンだった。数字だけ見て「損する」と思い込んでいた過去の自分を、殴ってやりたいくらいだ。

最後にこの記事のおさらいだ。

  • 転職失敗の5パターンは「給与ダウン」「人間関係」「仕事内容のギャップ」「勤務条件の違い」「焦りからの妥協」
  • 本当の原因は「転職の軸がない」「情報不足」「収入減への思い込み」の3つ
  • 対策は「軸を3つに絞る」「求人票の裏を確認」「職場見学」「エージェント活用」「固定費の見直し」
  • 一番の失敗は「怖くて動かないこと」。現状維持にもリスクがある

次にやることはシンプルだ。まずは給与明細を引っ張り出して、基本給と手当の内訳を確認しろ。次に、スマホ・保険・電気代の固定費を洗い出せ。そして転職サイトで求人をいくつか眺めてみろ。この3つなら、今日の夜にでもできるだろ。

かずくん

俺みたいに身体を壊してから動くな。動くなら、まだ元気なうちに動け

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