【必見】看護師がICUを辞めたいのは甘えじゃない|6つの理由と対処法

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【必見】看護師がICUを辞めたいのは甘えじゃない|6つの理由と対処法

「ICU、もう辞めたい…」

「こんな張り詰めた空間、自分には向いてないのかもしれない」

「でも、ICUを辞めたいって思う自分は、根性がないだけ?」

この記事で、その悩みに答えを出す。

先に言っておく。ICUを辞めたいと思うのは、甘えでも逃げでもない。ICUは看護の世界の中でも、合う合わないがはっきり出る特殊な職場だ。

かずくん

俺は看護師歴20年以上、そのうちICUで5年以上働いた。窓のない閉鎖空間で、たくさんの特殊な機械に囲まれて、ピリピリした緊張感の中で働く毎日。

あの空気の中で「辞めたい」と思った夜は、一度や二度じゃない。

この記事では、あなたがなぜICUを辞めたいのか、その理由を6つに棚卸ししたうえで、原因別の対処法、ICUに向く人・向かない人の違い、そして一人で抱え込まないための相談先まで、俺の経験をもとに全部話す。読み終わる頃には、自分が次に何をすればいいか、見えてくるはずだ。

目次

【結論】ICUを辞めたいと思うのは甘えじゃない

もう一度はっきり言う。ICUを辞めたいと感じるのは、あなたの能力や根性の問題じゃない。ICUという職場が、それだけ特殊で、人を選ぶ環境だからだ。

なぜなら、ICUは一般病棟とは仕事の中身がまったく違うからだ。重症患者をマンツーマンに近い体制で看る緊張感、人工呼吸器やモニターといった機械に囲まれる環境、窓のない閉鎖空間。同じ看護師の仕事でも、求められる適性が別物なんだ。

ICUが一般病棟と決定的に違う点
  • 患者の重症度が高く、一つの判断ミスが命に直結する
  • 人工呼吸器や各種モニターなど、特殊な医療機器に常に囲まれる
  • 窓のない閉鎖空間で、常に張り詰めた緊張感の中で働く

俺自身、ICUで5年以上働いて、心の底から「ここは合う人と合わない人が、くっきり分かれる場所だ」と感じてきた。実際、配属されて数か月で異動していった同僚もいれば、逆に「ICU以外じゃ働けない」と言い切るベテランもいた。どっちが優秀かなんて話じゃない。ただ、向き不向きがあるだけなんだ。

もこちゃん

辞めたいって思っちゃう私、やっぱり根性がないんでしょうか…

かずくん

誰がそんなことを決めた。ICUは合う合わないがハッキリ出る、特殊な職場だ。辞めたいと思うのは、自分の身体と心が「ちょっと立ち止まれ」と教えてくれてるサインだよ。

とはいえ、「甘えじゃない」とわかっただけでは、次の一歩は踏み出せない。大事なのは、あなたが何に対して辞めたいと思っているのかだ。まずはその理由を、一つずつ棚卸ししていこう。

なぜICUを辞めたいのか?まずは理由を棚卸しする

「ICUを辞めたい」と一口に言っても、その理由は人によってバラバラだ。漠然とした「辞めたい」を放置するな。まずは何がつらいのかを分解すると、対処の方向が見えてくる。

ICUを辞めたくなる主な理由
  • 人間関係|閉鎖空間で逃げ場がない
  • 勤務体制・夜勤がきつい
  • 閉鎖空間そのものが合わない
  • 特殊な機械・モニターが苦手
  • 患者が重症すぎて精神的にきつい
  • 心身の不調が出ている
かずくん

当てはまりそうなものから読んでくれ。理由がハッキリするほど、あとで話す対処法がそのまま効いてくる。

人間関係|閉鎖空間で逃げ場がない

ICUの人間関係がつらいのは、狭い閉鎖空間で、苦手な相手とも長時間べったり組まされるからだ。

なぜなら、ICUは少人数で重症患者を看る職場で、ペアを組んだ相手とは常に相談し合いながら動く必要がある。一般病棟のように「フロアの反対側に逃げる」ことができないんだ。

【閉鎖空間で人間関係がこじれやすい理由】

  • 少人数体制なので、苦手な相手とペアになる確率が高い
  • 常に相談しながら動くため、相性の悪さがダイレクトに効く
  • 物理的に距離を取れず、空気の悪さから逃げ場がない

俺も新人の頃、苦手なお局様との夜勤で、最初の「お願いします」から最後の「ありがとうございました」まで、ほとんど会話が成立しなかった夜がある。

相談したくても、もう一人のスタッフとはニコニコ喋るのに俺には冷たい。あの数時間は、苦痛以外の何ものでもなかった。閉ざされた空間だと、この息苦しさが何倍にもなるんだ。

だから、人間関係でつらいと感じるのは、あなたが弱いからじゃない。逃げ場のない環境の構造そのものが、しんどさを生んでいると理解しておけ。

勤務体制・夜勤がきつい

ICUの勤務体制がきついのは、少人数の夜勤で、仮眠も食事もまともに取れないまま、重症患者を看続けなければならないからだ。

なぜなら、夜勤は日勤よりスタッフが少ないうえに、ICUの患者は急変リスクが高い。常に気を張っていなければならず、休憩らしい休憩が取れないことも多いんだ。

【ICUの夜勤がきつくなる要因】

  • 2交代だと1回の拘束時間が16時間前後と長い
  • 仮眠時間が確実に取れる保証がない
  • 食事のリズムが崩れ、生活リズムごと不規則になる

俺の場合、30代に入った頃から夜勤明けの生活リズムが元に戻らなくなった。夜は眠れず、休みの日は食べる時間がバラバラで体重が増える。

夜勤明けに駐車場で30分動けなくなったこともある。身体は正直だ。若い頃の体力で乗り切れても、それは前借りでしかない。

勤務体制がきついと感じているなら、それは身体が出している正当なSOSだ。気合いで乗り切るものとして片づけるな。

閉鎖空間そのものが合わない

窓のない閉鎖空間が苦手というのは、努力でどうにかなる問題ではなく、その人の性質に関わる話だ。

なぜなら、ICUは時間帯がわかりにくい人工照明の空間で、モニター音が鳴り続ける。外の光や空気を感じられない環境が、人によっては強いストレスになるからだ。

【閉鎖空間がストレスになるポイント】

  • 窓がなく、昼か夜かの感覚が失われる
  • モニターのアラーム音が常時鳴り続ける
  • 外の光や風を感じられず、気持ちの切り替えがしにくい

俺もICU時代、朝の申し送りを終えて外に出た瞬間、まぶしすぎる朝日に思わず目を細めたことを今でも覚えている。「あぁ、外はもう朝だったのか」と。

何時間も時間感覚のない空間にいると、自分が今どこにいるのかすら曖昧になる。これが平気な人もいれば、じわじわ消耗する人もいる。

閉鎖空間が合わないと感じるなら、それはあなたの感覚が正常に働いている証拠だ。無理に慣れようとして自分を削る必要はない。

特殊な機械・モニターが苦手

人工呼吸器やモニターといった特殊な機械への苦手意識は、ICUを辞めたくなる大きな理由の一つだ。

なぜなら、ICUではME機器の管理が日常業務で、扱いを間違えれば患者の状態に直結する。機械相手のプレッシャーが常につきまとうからだ。

【ICUで扱う代表的な機械】

  • 人工呼吸器(設定変更やアラーム対応が必要)
  • 各種モニター類(心電図・血圧・酸素飽和度などを常時監視)
  • 輸液ポンプ・シリンジポンプ(投与量の管理がシビア)

機械が次々とアラームを鳴らす中で、どれが緊急でどれが様子見かを瞬時に判断する。慣れるまでは、ナースステーションに自分の影だけがやたらくっきり見える深夜、心臓がバクバクしながらモニターとにらめっこしていた。機械が得意な人にとっては面白い領域だが、苦手な人にとっては毎日が試験のようなものだ。

機械への苦手意識が消えないなら、それはあなたの強みが別の場所にあるサインかもしれない。後半で、その強みが活きる道も話す。

患者が重症すぎて精神的にきつい

ICUの患者は重症だ。その命に直結する責任の重さが、じわじわと心を削る。

なぜなら、ICUでは自分の判断ひとつが患者の予後を左右しかねず、しかも夜間はすぐに医師に相談できない場面も多い。プレッシャーを一人で抱える時間が長いからだ。

【重症患者を看る精神的負担の正体】

  • その場の自己判断を迫られ、間違いが許されない緊張がある
  • 急変対応など、レベルの高い技術と判断力が常に求められる
  • 夜間は当直医はいても担当医がいるとは限らず、相談しづらい

俺も、深夜2時3時に医師へ連絡するかどうかで何度も迷った。相手も忙しいとわかっているから相談しづらい。でも自己判断で間違えれば患者に迷惑がかかる。

実際に判断を誤って落ち込んだ夜もある。巡視のたびに「息をしているか」「ベッドから落ちていないか」と神経を尖らせる。あの緊張の連続は、経験した者にしかわからない重さだ。

重症患者への責任で押しつぶされそうなら、それはあなたが患者に真剣に向き合っている証拠だ。だが、真剣さと自己犠牲は違う。抱え込みすぎるなよ。

心身の不調が出ている

ここはいちばん真剣に聞いてくれ。すでに心身に不調が出ているなら、それは見過ごしてはいけないサインだ。

なぜなら、強い緊張やストレスが続くと、眠れない・食べられない・気持ちが沈むといった形で身体や心に表れることがあるからだ。我慢で押し切ると、回復に時間がかかる場合もある。

【見逃してはいけない不調のサイン】

  • 夜眠れない、または眠っても疲れが取れない
  • 食欲がない、または食事のリズムが崩れている
  • 仕事前に動悸がする、涙が出る、気持ちが落ち込む

俺も夜勤続きの時期、夜勤前になると胃が痛くなり、手が震えたことがある。当時は「気のせいだ」で済ませていたが、今思えば完全に身体からの警告だった。あなたに同じ後悔をしてほしくない。心身の不調は気合いで治すものじゃない。

もし今、こうした不調が出ているなら、一人で抱え込まず、産業医や主治医など専門家に早めに相談してくれ。働き方をどうするかは、その次の話だ。身体と心が先だ。

「ICUを辞めたい」のか「看護師を辞めたい」のかを切り分けろ

理由を棚卸ししたら、次に必ずやってほしいことがある。「ICUを辞めたいのか」「看護師そのものを辞めたいのか」を切り分けることだ。

なぜなら、この二つは似ているようで、取るべき行動がまったく違うからだ。ICUという部署が合わないだけなら、異動や転職で解決できる可能性が高い。だが、看護師を続けること自体がつらいほど追い詰められているなら、まずやるべきは心身の回復と相談だ。

【切り分けの目安】

  • ICUを辞めたい:他の部署や職場なら前向きに働けそう → 異動・転職を検討
  • 看護師を辞めたい:何をしても気力が湧かず心身がつらい → まず休養と専門家への相談
もこちゃん

ICUが嫌なのか、看護師が嫌なのか、自分でもわからなくなってて…

かずくん

そこを分けて考えるだけで、次にやることが変わる。「別の部署なら働けそう」と思えるなら、それはICUを辞めたいだけだ。看護師そのものが嫌なわけじゃない。

多くの人は、実は「ICUを辞めたい」だけのことが多い。看護師の仕事自体は嫌いじゃないのに、ICUの環境に消耗して「全部嫌だ」と感じてしまっているんだ。まずはここを切り分けたうえで、ICUを辞めたい場合の具体的な対処法を見ていこう。

原因別|看護師がICUを辞めたくなった時の対処法

辞めたい理由が違えば、打つ手も変わる。棚卸しした原因ごとに、現実的な対処法を整理した。

原因別の対処法
  • 人間関係:まず環境を変える視点を持つ
  • 勤務体制・閉鎖環境:異動・部署変更という現実的な選択肢
  • 機械・重症度:ICU以外で活きる道もある
  • 心身の不調:無理に踏ん張らず、まず離れる判断を

人間関係:まず環境を変える視点を持つ

人間関係がつらいなら、自分を変えるより先に、環境を変えられないかを考えろ。

なぜなら、合わない相手を無理に好きになろうとするのは、消耗するわりに報われないからだ。それより、ペア編成や勤務シフトの調整など、環境側で動かせる部分から手をつける方が現実的だ。

【人間関係でまず試すこと】

  • 師長やリーダーにペア編成の相談をしてみる
  • 苦手な相手とは「仕事に必要な会話」に割り切る
  • それでも改善しないなら、異動や転職を視野に入れる

俺も転職を6回経験してわかったが、人間関係は職場が変わればガラッと変わる。前の職場で消耗していたのが嘘みたいに、楽に働けることもあるんだ。今の閉鎖空間で耐え続けることだけが正解じゃない。

つまり、「合わない人間関係は、環境ごと変えていい」と覚えておけ。我慢の一択にするな。

勤務体制・閉鎖環境:異動・部署変更という現実的な選択肢

勤務体制や閉鎖空間がつらいなら、いきなり退職を考える前に、院内の異動・部署変更という手がある。

なぜなら、異動なら今の職場の人間関係や給与体系を大きく崩さずに、働く環境だけを変えられるからだ。一般病棟や外来に移れば、閉鎖空間や夜勤の負担が軽くなることも多い。

異動・部署変更のメリット
  • 退職せずに、働く環境だけを変えられる
  • これまでの勤続年数や待遇を引き継げる
  • 一般病棟・外来なら閉鎖空間や夜勤の負担が軽くなる場合がある

俺自身、夜勤で身体を壊しかけた時、転職ではなく夜勤のない部署への院内配置換えで人生が変わった。朝起きて夜眠る生活に戻ると、体調が目に見えて安定していった。環境を変える手段は、退職だけじゃないんだ。

だから、まずは「異動でこのつらさは解決できないか」を考えてみろ。それでも難しいなら、その時に転職を考えればいい。

機械・重症度:ICU以外で活きる道もある

機械が苦手、重症患者の責任が重すぎる。そう感じるなら、ICU以外であなたの強みが活きる職場はいくらでもある。

なぜなら、看護師の働く場所はICUや急性期病棟だけじゃないからだ。機械よりも人とじっくり関わりたい人に向いた職場は、確実に存在する。

【ICU以外の主な選択肢】

  • 訪問看護(一人ひとりとじっくり向き合える)
  • 老健・介護施設(医療行為の比重が比較的小さい)
  • クリニック・外来(日勤中心で生活リズムが整いやすい)
  • 企業看護師・美容クリニックなど、急性期以外の道

「ICUができないと看護師失格」なんてことは、まったくない。重症管理が得意な人がICUで輝くように、患者の日常に寄り添うのが得意な人は訪問看護や施設で輝く。適性が違うだけで、優劣じゃないんだ。

機械や重症度がネックなら、その苦手を強みに変えられる場所へ移る。それは逃げじゃなく、戦略だ。

心身の不調:無理に踏ん張らず、まず離れる判断を

すでに心身に不調が出ているなら、対処の優先順位は明確だ。キャリアの話より先に、まず一度離れて休む判断をしろ。

なぜなら、身体や心が限界の状態で重要な決断をしても、まともな判断はできないからだ。休養や治療で回復してからの方が、転職も異動も冷静に選べる。

【不調が出ている時にまずやること】

  • 産業医・主治医など専門家に早めに相談する
  • 必要なら休職や有給で、いったん現場から離れる
  • 働き方をどうするかは、回復してから考える

俺は昔、身体の異変を「気のせい」で片づけて、限界まで我慢してしまった。だからこそ強く言う。あなたには同じ失敗をしてほしくない。踏ん張ることが美徳だなんて、誰が決めたんだ。

かずくん

身体は消耗品だ。取り替えはきかない。壊れてから後悔しても遅いんだ。つらい時は、まず離れていい。

ICUが合う人・合わない人の違い【向き不向きは本当にある】

「そもそもICUに向いているのか?」と気になっている人もいると思うが、向き不向きは本当にある。両方の特徴を並べたから、自分がどっちに近いか確かめてくれ。

ICUに向いている人ICUが合わない人
重症患者の看護がしたい

ME機器管理などが得意

一人の患者にしっかり向き合いたい
ゆっくり患者の日常と関わりたい

ME機器が苦手

閉鎖的な空間が苦手

ICUに向いている人

ICUに向いているのは、少人数の重症患者と深く向き合うことに、やりがいを感じられるタイプだ。

なぜなら、ICUは多くの患者を同時に回すより、限られた患者を集中的に看る職場だからだ。じっくり一人と向き合うことや、機械の扱いそのものに面白さを感じられる人ほど力を発揮する。

ICUに向いている人の特徴
  • 重症患者の看護がしたい
  • ME機器管理などが得意
  • 一人の患者にしっかり向き合いたい

実際、俺の周りにも「病棟のように大勢を同時に把握するのは無理。でもICUで一人をしっかり看るのは得意」と言って、ICU一筋で働き続けるベテランがいた。多人数や複数の予定を並行管理するのが苦手でも、ICUなら強みになるんだ。

この特徴に当てはまるなら、あなたはICU向きの可能性が高い。今のつらさが一時的なものなら、もう少し続ける選択もある。

ICUが合わない人

逆に、患者の生活や回復にゆっくり寄り添いたいタイプは、ICUの環境と相性が悪いことが多い。

なぜなら、ICUは急性期の重症管理が中心で、患者とじっくり関わる時間が取りにくいからだ。機械や閉鎖空間が苦手なら、その負担は毎日積み重なっていく。

ICUが合わない人の特徴
  • ゆっくり患者の日常と関わりたい
  • ME機器が苦手
  • 閉鎖的な空間が苦手

勘違いするなよ。これは「ダメな看護師」の特徴じゃない。患者の日常に寄り添う力は、訪問看護や慢性期、施設で何よりも求められる才能だ。活きる場所が、たまたまICUじゃなかっただけなんだ。

かずくん

向き不向きは優劣じゃない。合わない場所で消耗するより、自分の強みが活きる場所を選べ。それが一番賢いやり方だ。

一人で抱えるな|辞めたい時に相談すべき相手

ICUを辞めたい人も、看護師そのものを辞めたいほど追い詰められている人も、共通して言えることがある。一人で抱え込むなということだ。誰に相談すればいいかを整理した。

【辞めたい時に相談すべき相手】

  • 気軽に相談できる上司がいるなら、まず相談してみる
  • 上司に言えない・家族や友人に迷惑をかけたくないなら看護師転職サイト

気軽に相談できる上司がいるなら、まず相談してみる

もし話しやすい師長や先輩がいるなら、辞める決断をする前に、まずは正直に相談してみろ。

なぜなら、上司はあなたの勤務状況を把握していて、異動やシフト調整など、辞めずに済む選択肢を持っていることがあるからだ。あなたが思っているより、道は一つじゃない。

上司に相談するメリット
  • 異動や部署変更を提案してもらえることがある
  • 夜勤回数やペア編成を調整してもらえる場合がある
  • 辞めずに環境を変える道が見つかることがある

ただし、これは「気軽に相談できる上司がいるなら」の話だ。評価が気になって本音を言えない、相談したら逆に立場が悪くなりそう。そう感じる職場も現実にはある。無理に相談しろとは言わない。

話せる相手がいるなら、抱え込む前に一度ぶつけてみる。それだけで気持ちが軽くなることもある。

上司に言えない・家族や友人に迷惑をかけたくないなら看護師転職サイト

上司に言えない、家族や友人には心配をかけたくない。そんな時は、看護師転職サイトの担当者に相談するという手がある。

なぜなら、転職サイトの担当者は利害関係のない第三者で、今の状況の整理から対処のノウハウ、合う職場の情報まで幅広く持っているからだ。しかも相談は無料で、登録したからといって必ず転職しなきゃいけないわけでもない。

【看護師転職サイトに相談できること】

  • 今のつらさの整理と、向いている職場の方向性
  • ICU以外の求人情報や、日勤中心の働き方の選択肢
  • 退職の切り出し方や引き継ぎなど、辞める時の段取り

俺も、転職目的というより「まず情報収集」のつもりで転職サイトに登録したことがある。電話でもLINEでも丁寧に話を聞いてくれて、「このキャリアならこの求人が妥当だ」と具体的なアドバイスまでもらえた。職場で退職の相談がうまく進まなかった時期も、担当者が退職の伝え方まで一緒に考えてくれて助かった。

もこちゃん

でも、まだ転職するか決めてないのに登録していいんですか?

かずくん

全然いい。登録イコール転職じゃない。「話を聞いてもらって、選択肢を知る」だけでも十分価値がある。一人で抱え込むより、よっぽど前に進めるぞ。

誰にも言えずに一人で苦しんでいるなら、利害関係のない第三者に話してみる。それが、今の状況を動かす最初の一歩になる。

辞めたいと考える前に相談できるおすすめ看護師転職サイト3選

「どの転職サイトに相談すればいいかわからない」という人のために、相談先として使いやすい看護師転職サイトを紹介する。情報収集だけでも気軽に使えるところを選んだ。

累計求人24万件以上でオリコン4年連続No.1!看護師転職ならナース専科 転職

項目詳細
累計求人数24万件以上
(2016年
4月以降の累計)
非公開求人あり
対応エリア全国
希望エリアの専任が担当
対応施設病院・クリニック・
訪問看護・介護施設・
企業
サポート体制電話・メール・LINE
LINE対応
利用料金無料
運営会社株式会社
エス・エム・エス
使ってみた感想
  • 転職を迷う段階でも幅広く求人を出してくれた
  • 担当者から求人の押し付けがなかった
  • 紹介される案件の数は豊富だった
  • 地域によっては給与が低めの求人も多かった

ナース専科は、旧ナース人材バンクとして2005年から20年以上の実績を持つ老舗の看護師転職サービス。

累計登録者数は130万人以上(2026年3月時点)で、東証プライム上場の株式会社エス・エム・エスが運営しているため信頼性も高いのが特徴だ。

【おすすめな人】

  • とにかく多くの求人から比較して選びたい
  • 初めての転職で手厚いサポートが欲しい
  • 在職中で忙しく、LINEでやり取りしたい
  • 地方での転職を考えている
かずくん

累計130万人以上が登録してる実績とオリコン4年連続1位はダテじゃない。

「とりあえず求人を見たい」って段階でも、ここに登録しておけば間違いないぞ。

行きたい病院を「逆指名」できる!日勤のクリニックも探せるナースではたらこ

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逆指名あり
(求人が出ていない施設も確認)
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対応エリア全国対応
エリア別担当制
対応施設病院・クリニック・
訪問看護・介護施設
サポート体制電話・メール・
対面・LINE
LINE対応
利用料金無料
運営会社ディップ株式会社
使ってみた感想
  • 転職したい理由から丁寧に聞いてくれた
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  • 訪問看護の希望から日勤のクリニックまで視野が広がった
  • 訪問看護の求人は少なめだった

ナースではたらこは、「行きたい病院があるけど求人が出ていない」という看護師のために、逆指名制度を設けている珍しい転職サービス。

求人票ではわからない職場の忙しさや雰囲気も担当者から聞けるから、夜勤をやめて日勤中心の働き方にシフトしたい看護師が職場を見比べやすいのが特徴だ。

【おすすめな人】

  • 行きたい病院・クリニックが決まっている
  • クリニックや日勤のみの職場を探している
  • 担当者と対面で相談したい
  • サポート力の高い転職エージェントを使いたい
かずくん

「この病院で働きたいけど求人がない」って諦めてないか?

ナースではたらこなら逆指名で直接聞いてもらえるから、クリニックに移りたいなら頼りになるぞ。

職場のリアルな内部情報がわかる!人間関係まで教えてくれるレバウェル看護

レバウェル看護
項目詳細
職場訪問年間4,000回超
(2023年8月21日時点)
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応募枠限定
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対応施設病院・クリニック・
訪問看護・介護施設・
有料老人ホーム
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LINE対応
利用料金無料
運営会社レバウェル株式会社
使ってみた感想
  • 希望の理由からしっかりヒアリングしてくれた
  • 電話でもLINEでも対応が丁寧だった
  • 訪問看護の求人を中心に紹介してくれた
  • 条件に合う求人がなく転職は見送った

レバウェル看護は、職場訪問による独自の内部情報収集に力を入れている看護師専門の転職サービス。

「求人票だけではわからない職場のリアル」を教えてもらえるから、入職後のギャップを最小限にできる。厚生労働省の適正事業者認定(医療分野)も受けている安心できるサービスだ。

【おすすめな人】

  • 職場の人間関係や雰囲気を事前に知りたい
  • 年収アップを狙って好条件の非公開求人を見たい
  • 初めての転職で何から始めればいいか分からない
  • 在職中で忙しく、LINEで効率的に進めたい
かずくん

転職で一番怖いのは「入ってみたら聞いてた話と違う」ってやつだろ?

レバウェル看護は実際に病院に足を運んで情報を集めてるから、入職後のギャップが少ないのが強みだな。

看護師転職サイトを使うときに知っておきたい3つの注意点

転職サイトは便利だが、使い方を間違えると逆に時間を取られて、結局妥協した転職先に決めてしまうなんてことになりかねない。登録する前に、この3つだけは頭に入れておけ。

登録前に押さえる注意点
  • 登録は2〜3サイトがベスト
  • 登録後に聞き取り面談があることを知っておく
  • 担当者が合わないと感じたら遠慮なく交代してもらう

登録は2〜3サイトがベスト

転職サイトは2〜3サイトに登録するのがちょうどいい。

なぜなら、1サイトだけだと求人や情報が偏り、担当者との相性が悪かったときに逃げ場がなくなるからだ。かといって多すぎても消耗する。2〜3サイトが、ちょうどいい理由はこうだ。

2〜3サイトがちょうどいい理由
  • 1サイトだけだと、紹介される求人が偏り、相性が悪いと逃げ場がない
  • 多すぎると、面談だけで消耗する
  • 2〜3サイトなら、求人も担当者の対応も見比べられる

たとえば「このサイトの担当者はイマイチだけど、こっちは話が早いな」と見比べて判断できる。これは1サイトだけでは絶対にできないことだ。

だから、比較のしやすさと負担のバランスを考えると、2〜3サイトがベストになる。

登録後に聞き取り面談があることを知っておく

転職サイトに登録すると、担当者から電話やLINEで聞き取りの面談(ヒアリング)の連絡が来る。

なぜなら、登録してすぐ求人が届くのではなく、まず希望条件や転職理由を確認したうえで、求人を紹介する流れだからだ。面談前に、次の希望条件を整理しておくといい。

【面談前に整理しておく希望条件】

  • 勤務地
  • 給与
  • 夜勤の有無
  • 譲れない条件

面談は1回あたり15〜30分くらいかかることが多い。上の希望条件を先にメモしておくとサクッと終わるし、ズレた求人を紹介されにくくなる。

だから、登録前にメモだけでも作っておけ。それだけで面談の質が変わる。

担当者が合わないと感じたら遠慮なく交代してもらう

これは言いにくいのはわかる。でも「この人とは合わないな」と感じたら、我慢せずに担当者の交代を申し出ろ。

なぜなら、合わない担当者のまま進めると、希望と違う求人ばかり紹介され、転職のタイミングまで逃しかねないからだ。交代については、これだけ知っておけばいい。

【担当者交代で知っておくこと】

  • 交代の依頼は失礼じゃない。転職サイト側も対応に慣れている
  • 直接電話で言いにくければ、LINEで「担当者を変更したいです」と送るだけでいい
  • 少しでも「なんか違うな」と思ったら、早めに動く

多くの転職サイトはLINEが連絡手段として使えるから、交代の申し出も一言送れば済む話だ。少しでも「なんか違うな」と思ったら、早めに交代してもらうのがベストだ。

もこちゃん

たしかに、合わない担当者に気を遣って我慢してたら、転職で失敗するのは自分ですもんね…

かずくん

そういうことだ。担当者に遠慮して自分の人生を妥協するなんて、一番もったいないからな。

まとめ|ICUを辞めたい自分を責めるな。合う場所は必ずある

ICUを辞めたいと思うのは、甘えでも逃げでもない。ICUは合う合わないがはっきり出る、特殊な職場だ。合わなかったとしても、それはあなたの能力の問題じゃない。活きる場所が、たまたまICUじゃなかっただけだ。

大事なのは、つらさの理由を棚卸しして、「ICUを辞めたいのか、看護師を辞めたいのか」を切り分けること。そのうえで、異動・転職・休養と、自分に合った対処を選べばいい。一人で抱え込まず、相談できる相手を頼っていい。

最後にこの記事のおさらいだ。

  • ICUを辞めたいのは甘えじゃない。向き不向きが激しい特殊な職場だ
  • まずは辞めたい理由を棚卸しして、漠然とした不安を分解する
  • 「ICUを辞めたい」のか「看護師を辞めたい」のかを切り分ける
  • 原因別に、異動・転職・休養など現実的な対処を選ぶ
  • 一人で抱え込まず、上司や転職サイトなど相談できる相手を頼る
かずくん

俺みたいに限界まで我慢する前に、少しずつ動け。合う場所は必ずある。まずは「相談してみる」、それだけでいい。

ICUを辞めたいと考える看護師の良くあるQ&A

ICUは何年続けてから辞めるべきですか?

「何年で辞めるべき」という正解はない。合わないと感じるなら年数にこだわる必要はないが、心身に余裕があるなら一通りの業務を覚える1〜3年を一区切りの目安にする人は多い。

ICUを辞めるのはもったいないですか?

合わない環境で消耗し続ける方がもったいない。ICUで身につけた観察力や急変対応の経験は、他の職場でも十分に活きる強みになる。

ICUを辞めたいのは甘えでしょうか?

甘えではない。ICUは閉鎖空間・特殊な機械・重症患者と、求められる適性が特殊な職場だ。辞めたいと感じるのは、環境との相性の問題であることが多い。

ICU経験は転職で有利になりますか?

有利になりやすい。重症管理やME機器の扱い、急変時の判断力は評価されやすく、急性期から訪問看護まで幅広い職場で求められる経験だ。

異動と転職、どちらを選べばいいですか?

今の職場の待遇や人間関係に不満がなく、環境だけ変えたいなら異動が手軽だ。職場全体に限界を感じているなら転職を検討する。まず相談して比較するのがおすすめだ。

目次