「看護師の夜勤手当って、みんなどれくらいもらってるの?」
「頑張って夜勤をしているのに、全然生活が楽にならない…」
「しっかり稼ぎたいから、看護師の夜勤手当が高い病院で働く方法を詳しく教えて!」
この記事で、その悩みに答えを出す。
先に結論を言う。看護師の夜勤手当の平均は、2交替で1回あたり約1万1,470円、3交替なら準夜勤約4,300円・深夜勤約5,211円だ。ただし、あなたが損しているかどうかは、この平均額だけでは決まらない。
かずくん俺は夜勤を17年やって、明細の「夜勤手当」に深夜割増を混ぜられていたクチだ。相場を知らずに安く働いていた側の目線で話す。
この記事を読めば、求人票や給与明細に並ぶ手当額を鵜呑みにせず、手取りで本当に得しているのかを自分で見抜けるようになる。「夜勤を頑張ってるのに報われない」というモヤモヤが、「じゃあ次はこう動けばいい」という判断に変わる。
まずは、あなたの夜勤手当が平均より上なのか下なのか。その答え合わせから始めよう。
【最新データ】看護師の2交替と3交替1回あたりの平均夜勤手当を大公開
まずは全国平均だ。自分の手当と比べる物差しを、勤務形態ごとに先に渡しておく。
【この章でわかる内容】
- 2交替制の夜勤手当は平均約1万1,470円
- 3交替制の平均は準夜勤約4,300円+深夜勤約5,211円
- 「1回いくら」ではなく「1か月いくら」で夜勤手当を比較する



平均が先にわかると、自分が上か下かをその場で答え合わせできるから助かります…!
| 勤務形態 | 1回あたりの 夜勤手当 | 1か月の 平均夜勤回数 | 現場で 最も多い回数 |
|---|---|---|---|
| 3交替 準夜勤 | 約4,300円 | 月8.2回 準夜+深夜の合計 | 月8回:30.2% 準夜+深夜の合計 |
| 3交替 深夜勤 | 約5,211円 | 月8.2回 準夜+深夜の合計 | 月8回:30.2% 準夜+深夜の合計 |
| 2交替 夜勤 | 約11,470円 | 月4.7回 | 月5回:26.9% 月4回:25.8% |
2交替制の夜勤手当は平均約1万1,470円
2交替制で夜勤に入ると、1回あたりの夜勤手当は全国平均で約1万1,470円だ。これが、あなたが最初に比べるべき基準になる。
なぜ2交替の1回が高いのか。理由は、準夜勤と深夜勤をまとめて16時間前後を一気に拘束するからだ。夜の時間帯をまるごと1回で背負うぶん、手当も1回に凝縮される。
【2交替の夜勤手当の目安】
- 1回あたり:全国平均 約11,470円
- 1か月の夜勤回数:平均4.7回(月5回・4回が多数派)
- 単純計算の月額:約5万4,000円前後
俺が2交替で働いていた頃、明細に1万円超の手当がドンと1行載るのを見て「今月も稼いだ」と口に出していた。夕方に病棟へ入り、次の日の朝、まぶしい朝日に目を細めながら駐車場へ向かう。
その16時間の対価が、この1回分だ。まずは、自分の2交替の手当が1万1,470円より上か下か、明細で確かめてみろ。
3交替制の平均は準夜勤約4,300円、深夜勤約5,211円
3交替制の夜勤手当は、準夜勤が約4,300円、深夜勤が約5,211円が平均だ。2交替の1回と直接くらべると安く見えるが、比べる土俵が違う。
なぜなら、3交替は準夜と深夜が別々のシフトに分かれているからだ。1回の手当は小さくても、その分だけ夜勤の回数が多い。準夜と深夜を合わせて月8.2回が平均で、現場では月8回が最多層になっている。
【3交替の夜勤手当の目安】
- 準夜勤:1回あたり平均 約4,300円
- 深夜勤:1回あたり平均 約5,211円
- 回数:準夜+深夜で月8.2回(最多は月8回)
準夜4回・深夜4回の月なら、手当だけで約3万8,000円前後になる。1回の額は小さいが、回数で積み上がる仕組みだ。ただし回数が多いぶん、生活リズムは崩れやすい。
日勤を終えて帰宅して、次の深夜まで数時間しか眠れないまま、また白衣に袖を通す日もある。3交替の人は「1回が安い」と落ち込む前に、月の合計と回数をセットで見てくれ。
「1回いくら」ではなく「1か月いくら」で夜勤手当を比較する
夜勤手当は、1回の単価ではなく1か月の合計額で比べろ。これが平均を正しく使うための鉄則だ。
なぜなら、2交替と3交替で1回の重みがまるで違うからだ。1回1万1,470円でも月4.7回なら月約5万4,000円。1回5,000円でも月8回入れば月約4万円。単価が高い方が必ず得とは限らない。回数と拘束時間まで含めて、初めてあなたの夜勤手当が割に合っているかがわかる。
| 比較の軸 | 2交替 | 3交替 |
|---|---|---|
| 1回の手当 | 約11,470円 | 準夜4,300円+深夜5,211円 |
| 月の夜勤回数 | 平均4.7回 | 準夜+深夜で平均8.2回 |
| 手当の月額目安 | 約5万4,000円前後 | 約3.8〜4万円前後 |
| 1回の拘束時間 | 16時間前後 | 8時間前後 |
この表のとおり、月額で見ると2交替の方が手当は大きくなりやすい。ただし1回16時間の拘束と引き換えだ。
あなたが比べるべきは「1回いくら」ではなく、「1か月の手当額」と「その手当のために何時間・何回を差し出しているか」。ここまでを1セットで見て初めて、平均は使える物差しになる。
徹底比較!看護師の夜勤手当が高い病院
全国平均がわかったら、次は自分の立ち位置だ。夜勤手当は、地域・病院の規模・運営主体で大きく変わる。同じ看護師でも、条件しだいで1回5,000円以上の差がつく。
【この章でわかる内容】
- 【都道府県別】夜勤手当の高いTOP3とワースト3
- 病床規模別の夜勤手当を比較
- 設置主体別の夜勤手当を比較



自分の県・規模・運営主体を当てはめれば、手当が高い側にいるのか安い側にいるのかが一発でわかる。
【都道府県別】夜勤手当の高いTOP3とワースト3
夜勤手当は住む場所で変わる。結論から言うと、2交替の夜勤手当が高いのは首都圏、安いのは東北の一部で、その差は1回あたり5,000円以上ある。
なぜここまで開くのか。理由は、地域ごとの物価・賃金水準と、看護師を確保する競争の激しさが違うからだ。人が集まりにくい都市部ほど、手当を厚くして選ばれようとする。
【2交替の夜勤手当が高い病院TOP3】
| 都道府県 | 夜勤手当 | |
|---|---|---|
| 1位 | 東京都 | 13,356円 |
| 2位 | 千葉県 | 13,137円 |
| 3位 | 神奈川県 | 13,084円 |
2025年 病院看護実態調査より引用し作成
【2交替の夜勤手当が安いワースト3】
| 都道府県 | 夜勤手当 | |
|---|---|---|
| 1位 | 青森県 | 8,190円 |
| 2位 | 秋田県 | 8,400円 |
| 3位 | 岩手県 | 8,614円 |
2025年 病院看護実態調査より引用し作成
東京の1万3,356円と青森の8,190円では、1回で約5,166円の差だ。月5回の夜勤なら月2万5,000円、年間で30万円以上ちがう計算になる。
ただし、都市部は家賃も生活費も高い。手当の額面だけで「都会は得」と飛びつくのは早い。自分の県の水準を知ったうえで、生活コストとセットで考えろ。
病床規模別の夜勤手当を比較
意外かもしれないが、病床数が小さい病院ほど、1回の夜勤手当は高い傾向にある。大病院ほど手当が厚い、というイメージは逆だ。
なぜなら、小規模な病院は少ない人数で夜勤を回すため、手当を厚くしないと夜勤の担い手を確保できないからだ。逆に大病院は、手当以外の基本給・賞与・福利厚生でも人を集められる。
【病床規模別の夜勤手当の比較】
| 病床規模 | 2交替 | 3交替 深夜勤 |
|---|---|---|
| 99床以下 | 12,167円 | 5,636円 |
| 100〜199床 | 12,142円 | 5,558円 |
| 200〜299床 | 11,274円 | 5,193円 |
| 300〜399床 | 10,483円 | 4,721円 |
| 400〜499床 | 9,923円 | 5,047円 |
| 500床以上 | 9,163円 | 4,400円 |
2025年 病院看護実態調査より引用し作成
99床以下は1回1万2,167円、500床以上は9,163円。夜勤手当だけ見れば小規模病院が3,000円ほど高い。だが、ここで早合点するな。
基本給や税込総額でみると、逆に大病院の方が高いのが実態だ。手当が高い=トータルで得、ではない。この落とし穴には、絶対ハマるなよ。
設置主体別の夜勤手当を比較
運営している主体でも夜勤手当は大きく変わる。ここが一番の落とし穴で、夜勤手当が最も高いのは医療法人だが、給与の総額で見ると最も低い部類という「ねじれ」が起きている。
なぜなら、国公立や日赤は基本給と賞与のベースが高く、そこで給与を確保している。一方の医療法人は基本給を抑えめにして、夜勤手当を厚くすることで総支給を見せている構図があるからだ。
【設置主体別の夜勤手当の比較】
| 設置主体 | 2交替 | 3交替 深夜勤 | 勤続10年 税込給与総額 |
|---|---|---|---|
| 医療法人 | 12,764円 | 6,533円 | 325,439円 |
| 国立 | 8,527円 | 4,194円 | 362,027円 |
| 公立 | 8,213円 | 4,189円 | 368,081円 |
| 社会保険関係団体 | 6,871円 | 3,640円 | 374,423円 |
| 日本赤十字社 | 5,600円 | 3,818円 | 375,077円 |
2025年 病院看護実態調査より引用し作成
夜勤手当は医療法人が1万2,764円で断トツ、日赤は5,600円で最安だ。ところが勤続10年の税込総額は、日赤が37万5,077円で医療法人の32万5,439円を約5万円も上回る。
手当が高い職場が、給料が高い職場とは限らない。夜勤手当という一部分だけを切り取って比べると、この逆転を丸ごと見落とす。



手当が高いほど得だと思ってました…。総額で逆転してるなんて、明細だけ見てたら一生気づけないですね。
看護師の夜勤手当とは?深夜割増賃金との違い
ここからが本題だ。あなたの「夜勤手当」、本当に夜勤手当だけの金額か?俺が痛い目を見たのは、まさにここだった。
【この章でわかる内容】
- 【裏事情】夜勤手当が高く見えるカラクリは深夜割増賃金
- 夜勤手当と深夜割増賃金は、そもそも別物
- 深夜割増賃金は給与明細で確認できる
【裏事情】夜勤手当が高く見えるカラクリは深夜割増賃金
夜勤手当が高く見える職場の一部には、からくりがある。本来は別で払われるべき深夜割増賃金を、夜勤手当の中に混ぜて「手当が厚い」ように見せているケースだ。
なぜこれが問題か。深夜割増を手当に含めてしまうと、純粋な「夜勤に入ったことへの上乗せ」がいくらなのか見えなくなるからだ。額面は同じでも、中身が割増込みなら、実質の夜勤手当は相場よりずっと安いことになる。
【割増込みで手当が高く見えるからくり】
- 本来別で払う深夜割増賃金を「夜勤手当」に合算する
- 合算されると純粋な夜勤手当がいくらか見えなくなる
- 額面は平均並みでも、割増を引くと相場以下のことがある
これは俺自身がやられていた。ある夜勤明けの朝、なんとなく給与明細を開いて、「夜勤手当」の欄を電卓で叩き直してみたんだ。深夜割増ぶんを引くと、純粋な手当だけの額は全国平均を下回っていた。
指が電卓の上で止まった。「俺はこの金額で、17年も夜を売ってきたのか」。額面の数字は悪くなかったから、それまで一度も疑ったことがなかった。



だからこそ言う。明細の「夜勤手当」という4文字を、額面のまま信じるな。中身を分けて見るだけで、あなたの本当の待遇が見えてくる。
夜勤手当と深夜割増賃金は、そもそも別物
まずこれだけは頭に入れておけ。夜勤手当と深夜割増賃金は、まったくの別物だ。
なぜなら、深夜割増賃金は法律で義務づけられた賃金、夜勤手当は病院が任意で出す手当だからだ。この2つを混ぜて考えると、自分が損しているかどうかを判断できなくなる。
| 項目 | 夜勤手当 | 深夜割増賃金 |
|---|---|---|
| 性質 | 病院が任意で支給 | 労働基準法で義務 |
| 対象 | 夜勤に入ったこと全般 | 22時〜翌5時の労働 |
| 金額のルール | 病院ごとに自由 | 時給の25%以上の割増 |
深夜割増賃金は労働基準法(第37条)で定められた義務で、22時から翌5時までの労働には、通常の時給に25%以上を上乗せして払わなければならない。
一方の夜勤手当は、払う義務も金額の決まりもなく、病院が自由に設定している。つまり深夜割増は「もらって当然の権利」、夜勤手当は「病院の裁量」だ。ここを分けて考えられて初めて、あなたは自分の待遇を正しく評価できる。
深夜割増賃金は給与明細で確認できる
じゃあ、どう見抜くか。答えは給与明細を開いて、項目が分かれているかを確認するだけだ。特別な知識はいらない。
なぜ明細で判断できるかというと、まっとうな職場は「夜勤手当」と「深夜手当(深夜割増)」を別の行で支給しているからだ。1つの欄にまとめられている場合は、中身を分けて確認する必要がある。
【給与明細でチェックする3つのポイント】
- 「夜勤手当」と「深夜手当(深夜割増)」が別の行で載っているか
- 1つにまとまっている場合、内訳を出してもらえるか
- 純粋な夜勤手当だけで、全国平均と比べて高いか安いか
もし1つの欄にまとまっていて内訳が出せないなら、それ自体が要注意のサインだ。難しく考えるな。
今月の明細を引っ張り出して、夜勤手当の行を指でなぞってみろ。深夜手当が別立てで入っているか、その一手間だけで、あなたの職場の誠実さが見えてくる。
看護師の夜勤手当に差が出る理由
同じ夜勤なのに、なぜここまで手当に差がつくのか。理由がわかれば、「自分の手当が安いのは職場のどんな事情によるものか」まで見えてくる。
- 設置主体による給与規定・財政状況の違い
- 病院規模による人材確保の難易度の違い
- 都道府県による物価水準と賃金ベースの格差
- 病院が算定している診療報酬の違い
- 勤務形態による拘束時間の違い
設置主体による給与規定・財政状況の違い
1つ目は運営主体だ。国公立・日赤・医療法人など、誰が運営しているかで給与規定そのものが違う。夜勤手当の設計思想が根本から異なる。
なぜなら、国公立は給与表が定められていて基本給・賞与のベースが高く、夜勤手当は控えめでも総額で成立する。医療法人は経営判断で手当を厚くし、夜勤に入る人へのインセンティブで現場を回す設計が多いからだ。
【設置主体で変わる給与の考え方】
- 国公立・日赤:基本給と賞与が厚く、手当は控えめ
- 医療法人:基本給は抑えめ、夜勤手当を厚くする傾向
医療法人の夜勤手当は1万2,764円で最高、日赤は5,600円で最安だった。だが総額では逆転する。
夜勤手当の額は、その病院が「給与のどこに厚みを置くか」という方針の裏返しだと理解しておけ。手当が薄い=損、とは限らない。
病院規模による人材確保の難易度の違い
2つ目は病院の規模だ。小規模な病院ほど、夜勤に入ってもらうための手当を高くしないと人が集まらない。
なぜなら、少ない人数で夜勤を回す小規模病院は、1人あたりの夜勤負担が重い。そのぶん手当で報いないと、誰も夜勤に入りたがらないからだ。大病院は人員に余裕があり、知名度や福利厚生でも人を集められる。
【規模で変わる手当の事情】
- 小規模(99床以下):夜勤手当を厚くして担い手を確保
- 大規模(500床以上):基本給・賞与・知名度で確保
つまり「夜勤手当が高い小規模病院」は、裏を返せば夜勤の負担が重い可能性がある。俺が昔いたのも中小規模の病院で、夜勤の人員が薄く、深夜2時にナースコールが3つ同時に鳴って頭が真っ白になったことがある。
手当の高さは、そのまま働きやすさを意味しない。高い理由まで想像できると、求人票の見え方が変わってくる。
都道府県による物価水準と賃金ベースの格差
3つ目は地域差だ。都市部は物価も賃金水準も高いぶん、夜勤手当も高くなりやすい。東京と青森で1回5,000円以上の差がつくのは、この地域格差が大きい。
なぜなら、賃金は地域の生活コストと連動するからだ。家賃も物価も高い都市部で人を雇うには、手当を含めた給与を上げざるを得ない。加えて、都市部は病院同士の採用競争も激しい。
【地域差の中身】
- 都市部:物価・賃金ベースが高く、採用競争も激しい
- 地方:生活コストが低いぶん、手当も抑えめになりやすい
ただし、手当が高い地域は生活費も高い。東京の手当が青森より5,000円高くても、家賃を引いたら手元に残る額は逆転することもある。
地域で比べるときは、手当額と生活コストをセットで見ろ。額面の高さだけで引っ越しや転職を決めるのは早い。
病院が算定している診療報酬の違い
4つ目は、病院に入ってくるお金の仕組みだ。病院がどんな診療報酬を算定しているかで、看護師に回せる原資が変わる。
なぜなら、看護配置の手厚さや夜間の看護体制に対する加算が取れている病院は、その分だけ収益に余裕があるからだ。原資があれば、夜勤手当にも回しやすくなる。
【手当の原資に影響する主な要素】
- 看護配置の基準
- 夜間の看護体制に対する各種加算の取得状況
だから同じ地域・同じ規模でも、経営状態や算定している加算しだいで手当の原資は変わる。
気になる求人があれば、急性期か療養か、どんな病棟機能を持っているかを見ておけ。それだけで、その手当が出せる背景が読めてくる。
勤務形態による拘束時間の違い
5つ目は勤務形態だ。2交替か3交替かで、1回の手当の大きさは変わる。同じ月の夜勤でも、1回に凝縮されるか、複数回に分かれるかの違いだ。
なぜなら、2交替は16時間前後を1回で拘束するため、手当も1回に集約される。3交替は準夜・深夜に分かれるため、1回の額は小さくなる。どちらも一長一短で、優劣ではなく生活との相性で選ぶものだ。
| 項目 | 2交替 | 3交替 |
|---|---|---|
| 1回の拘束時間 | 16時間前後 | 8時間前後 |
| 月の夜勤回数 | 平均4.7回 | 準夜+深夜で平均8.2回 |
| 1回の手当 | 大きい | 小さいが回数で積む |
俺は2交替も3交替も両方くぐってきた。2交替は1回が長く、仮眠室のベッドに横になっても目が冴えて天井のシミを数えているうちに朝が来る。



3交替は回数が多くて、自分が今日何曜日にいるのかわからなくなる。手当の額だけでなく、自分の体と生活がどっちに耐えられるかで選ぶのが正解だ。
夜勤手当の高い病院で働く看護師のメリット
ここまで注意点を強めに話してきたが、夜勤手当が高いこと自体は悪じゃない。夜勤で稼ぐと決めた人にとっては、確かな武器になる。まずはメリットを正直に並べておく。
- 毎月の給料が増える
- 回数が少なくても稼げる
- 勤務がきつくても気持ちが楽
毎月の給料が増える
一番わかりやすいメリットは、毎月の手取りがそのぶん増えることだ。夜勤手当は、生活を支える実弾になる。
なぜなら、夜勤手当は基本給と違って、入った回数ぶんそのまま上乗せされるからだ。1回1万円超の手当が月4〜5回つけば、月5万円前後が基本給に加わる。この差は、家計にとって小さくない。
| 比較の軸 | 2交替 | 3交替 |
|---|---|---|
| 1回の手当 | 約11,470円 | 準夜4,300円+深夜5,211円 |
| 月の夜勤回数 | 平均4.7回 | 準夜+深夜で平均8.2回 |
| 手当の月額目安 | 約5万4,000円前後 | 約3.8〜4万円前後 |
正直に言えば、俺も夜勤手当で家計を支えていた時期がある。深夜割増がつく時間帯に入ったぶんだけ手当が上乗せされて、明細を見ると「今月はよく入ったな」と手応えがあった。
夜勤で稼ぐと割り切るなら、手当が高い職場はそれだけで価値がある。ここは素直にメリットだ。
回数が少なくても稼げる
2つ目は、1回の単価が高ければ、少ない夜勤回数でもまとまった額を稼げることだ。体への負担を抑えながら収入を確保できる。
なぜなら、稼ぎは「単価×回数」で決まるからだ。単価が高ければ、回数を減らしても総額をキープできる。夜勤回数を増やして体を削るより、単価の高い職場で回数を絞る方が、体には優しい。
【単価が高い職場の活かし方】
- 同じ収入なら、単価が高いほど夜勤回数を減らせる
- 体力に不安が出てくる世代ほど、単価重視が効く
俺は30代を過ぎてから、夜勤明けに駐車場の車の中で30分動けなくなったことがある。あの頃に単価の高い職場を知っていれば、回数を減らして体を守れたかもしれない。
夜勤が好きで稼ぎたいなら、単価の高い職場を選んで自分を安売りするな。回数で体を削るより、高い単価で効率よく稼げ。
勤務がきつくても気持ちが楽
3つ目は、精神面のメリットだ。正当な対価がもらえていると、同じきつさでも気持ちの持ちようが変わる。
なぜなら、人が消耗するのは「きつさ」そのものより、「割に合わない」という感覚だからだ。夜勤の負担に見合う手当がついていれば、頑張る理由に納得できる。逆に、安い手当で酷使されると心が先に折れる。
【納得感が生む差】
- 対価に納得できると、同じ夜勤でも踏ん張りが効く
- 「割に合わない」感覚が続くと、体より心が先に疲れる
夜勤前になると胃が痛くなり、手が震えていた時期の俺は、たぶん「割に合わない」と心のどこかで感じていた。手当に納得できていたら、あそこまで追い詰められなかったかもしれない。
だからこそ言える。同じ夜勤をやるなら、納得できる対価がもらえる職場を選べ。それが続けられるかどうかを左右する。



夜勤をやるなら、せめて正当な対価をもらえ。納得して働けるかどうかは、続けられるかどうかに直結する。
「【年収590万】看護師の夜勤専従メリットとデメリットを全部バラす」はこちら
夜勤手当の高い病院を選ぶときの注意点
残念ながら、夜勤手当の高さには、裏がある場合がある。高い数字に飛びつく前に、この4つを疑え。
- 人員不足で夜勤手当を高くしている
- 深夜割増賃金込みを夜勤手当として見せている
- 労働環境など内部事情が最悪
- 夜勤手当が高いだけで基本給が安い
人員不足で夜勤手当を高くしている
1つ目の注意点は、手当の高さが「人が足りていないサイン」かもしれないことだ。手当が高い理由をまず疑え。
なぜなら、慢性的に人が足りない職場は、夜勤の担い手を確保するために手当を吊り上げるからだ。裏を返せば、その手当は「1人あたりの夜勤負担が重い」ことの代償である可能性が高い。
【面接や求人で確認したいこと】
- 1人あたりの月の夜勤回数はどれくらいか
- 夜勤の看護師配置は何人体制か
- 離職率・平均勤続年数はどうか
俺が過去にいた病院は、1か月20回の出勤のうち、夜勤専従でもないのに夜勤が17回という月があった。手当は積み上がったが、昼夜が完全に逆転して、体はボロボロだった。
手当が相場より明らかに高い求人を見つけたら、喜ぶ前に「なぜこんなに高いのか」を確認しろ。高さの理由まで見て、初めて判断できる。
深夜割増賃金込みを夜勤手当として見せている
2つ目は、さっきも触れた深夜割増込みのからくりだ。求人票の「夜勤手当◯円」が、割増込みの数字である場合がある。
なぜ注意が必要かというと、割増込みの額を「夜勤手当」として提示されると、実際の手当が相場より安くても高く見えてしまうからだ。入職してから「思っていた手当と違う」となりやすい。
【見せかけの高さを見抜く質問】
- 夜勤手当に深夜割増賃金は含まれているか
- 深夜手当は別立てで支給されるのか
俺が過去に働いていた職場が、まさにこれだった。求人も明細も額面は悪くなかったのに、中身を分けたら純粋な夜勤手当は相場以下。
面接の段階で「深夜割増は別ですか」と一言確認するだけで、この地雷は避けられる。聞きにくくても、入ってから後悔するよりずっといい。俺はそれを知らずに何年も損をした。
労働環境など内部事情が最悪
3つ目は、手当の高さと引き換えに、労働環境が過酷なケースだ。金額だけでは職場の中身は見えない。
なぜなら、手当は数字で比べられても、人間関係・残業・急変対応の頻度・仮眠が取れるかは求人票に載らないからだ。ここがきつい職場は、いくら手当が高くても長く続かない。
【手当額に出てこない要素】
- 夜勤中の仮眠が実際に取れるか
- 残業・時間外の申請がきちんと通るか
- 急変対応や重症度など夜勤の中身の重さ
仮眠室に入っても呼ばれてすぐ叩き起こされる。それが続いた頃、俺は同期が夜勤中に倒れて救急搬送されるのを目の当たりにした。手当が高くても、仮眠なしで急変続きの夜勤を月に何度もこなす職場は、体がもたない。



手当額と、夜勤の中身の重さは分けて確認しろ。数字に見えない部分こそ、働きやすさを左右する。
夜勤手当が高いだけで基本給が安い
4つ目、これが最大の落とし穴だ。夜勤手当が高くても、基本給が安ければトータルで損をする。
なぜなら、賞与や退職金は基本給をベースに計算されることが多いからだ。基本給が低いと、手当で毎月の額面は増えても、ボーナスと退職金でごっそり差がつく。年間・生涯で見れば、この差は手当の比じゃない。
【基本給が安いと削られるお金】
- 賞与:基本給の◯か月分で計算され、丸ごと差がつく
- 退職金:基本給ベースのため、長く勤めるほど差が広がる
- 昇給・各種手当の基準額:基本給が土台なので底上げが効かない
これは俺が身をもって味わった。夜勤を月に8〜10回もこなして、明細の手当額は多かった。だから稼いでいるつもりでいた。ところがある日、同い年の会社員をやっている友人と給料の話になって、ほとんど変わらないと知った。
夜勤をせず、土日に休んでいるあいつと、俺の手取りが同じ。理由は基本給の安さで、そこが低いからボーナスが薄かった。あれだけ夜を売ったのに、と胸のあたりが重くなった。



夜勤をたくさんしてるのに、日勤の友達と手取りが変わらないなんて…想像するとゾッとします。



だろ。だから手当の額じゃなく、基本給とボーナスを含めた年収で職場を見ろ。ここを外すと一番損をする。
【損しない】看護師の夜勤手当の見極め方
ここまでの話を、実際に使える3つの見極め方に落とし込む。これができれば、あなたはもう手当の額面に振り回されない。
【損しないための3つの見極め方】
- 夜勤手当ではなく年収で判断
- 深夜割増賃金が別に支給されているか
- 夜勤の労働環境をチェック
夜勤手当ではなく年収で判断
1つ目にして最重要。職場は夜勤手当ではなく、基本給・賞与を含めた年収で比べろ。手当は年収の一部でしかない。
なぜなら、前の章で見たとおり、手当が高い職場が年収の高い職場とは限らないからだ。設置主体別のデータが、それをはっきり示している。
| 設置主体 | 2交替の夜勤手当 | 勤続10年の税込総額 |
|---|---|---|
| 医療法人 | 12,764円 | 325,439円 |
| 日本赤十字社 | 5,600円 | 375,077円 |
夜勤手当だけ見れば医療法人の圧勝だ。だが勤続10年の総額では、手当が最安の日赤が約5万円上回る。俺は昔、この視点がなくて、手当の数字だけを見て「うちは悪くない」と思い込んでいた。
手当という一部分ではなく、月の総支給・年収・ボーナスまで含めた全体で判断しろ。求人を比べるときは、必ず年収ベースで並べろ。
深夜割増賃金が別に支給されているか
2つ目は、深夜割増賃金が夜勤手当と別立てで支払われているかを確認することだ。これは損しないための最低ラインだ。
なぜなら、深夜割増は法律で義務づけられた、もらって当然の権利だからだ。それが夜勤手当に飲み込まれていると、実質の夜勤手当が削られていることになる。
【確認の手順】
- 今の職場:給与明細で夜勤手当と深夜手当が分かれているか見る
- 転職先:面接で「深夜割増は別支給か」を必ず質問する
別立てで支給されていれば健全だ。まとめて「夜勤手当」とされている場合は、内訳を出してもらえるか確認しろ。俺が昔ハマった罠は、この一手間で避けられた。



聞くのは一瞬、損は何年も続く。どっちが得かは、考えるまでもない。
夜勤の労働環境をチェック
3つ目は、お金以外の労働環境を、手当と同じ重さで確認することだ。手当が良くても、体が壊れたら意味がない。
なぜなら、夜勤の消耗は手当では取り戻せないからだ。仮眠が取れるか、夜勤の人員は足りているか、急変対応の頻度はどうか。ここが持続可能かどうかで、その職場で働き続けられるかが決まる。
【手当と同じくらい見るべき環境】
- 仮眠時間が確保できるか
- 夜勤の看護師配置と1人あたりの受け持ち人数
- 月の夜勤回数の上限が決まっているか
身体は消耗品だ。取り替えはきかない。俺は30代を過ぎてから、夜勤明けの生活リズムが元に戻らなくなり、健康診断で引っかかった。
手当が高くても、仮眠なし・激務・月何度もの夜勤が続く職場は、長い目で見て割に合わない。年収・深夜割増の別支給・労働環境。この3つが揃って初めて、その夜勤手当は「本当に良い手当」だと言える。
「【知らなきゃ損】看護師の夜勤あり年収は平均525万円|額面と手取りの落とし穴」はこちら
夜勤手当を比較できる!看護師転職サイト3選
ここまで読んで「自分の手当や年収を、他の職場と比べてみたい」と思ったなら、その感覚は正しい。求人を並べれば、あなたの今の待遇が相場のどこにあるかがはっきりする。夜勤手当だけでなく、基本給・賞与・夜勤回数まで比較できる転職サイトを使うのが早い。



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累計求人24万件以上でオリコン4年連続No.1!看護師転職ならナース専科 転職
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| 対応エリア | 全国 希望エリアの専任が担当 |
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| 運営会社 | 株式会社 エス・エム・エス |
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ナース専科は、旧ナース人材バンクとして2005年から20年以上の実績を持つ老舗の看護師転職サービス。
累計登録者数は130万人以上(2026年3月時点)で、東証プライム上場の株式会社エス・エム・エスが運営しているため信頼性も高いのが特徴だ。
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累計130万人以上が登録してる実績とオリコン4年連続1位はダテじゃない。
「とりあえず求人を見たい」って段階でも、ここに登録しておけば間違いないぞ。
行きたい病院を「逆指名」できる!日勤のクリニックも探せるナースではたらこ
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| 対応施設 | 病院・クリニック・ 訪問看護・介護施設 |
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| 運営会社 | ディップ株式会社 |
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ナースではたらこは、「行きたい病院があるけど求人が出ていない」という看護師のために、逆指名制度を設けている珍しい転職サービス。
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職場のリアルな内部情報がわかる!人間関係まで教えてくれるレバウェル看護
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| 運営会社 | レバウェル株式会社 |
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レバウェル看護は、職場訪問による独自の内部情報収集に力を入れている看護師専門の転職サービス。
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転職で一番怖いのは「入ってみたら聞いてた話と違う」ってやつだろ?
レバウェル看護は実際に病院に足を運んで情報を集めてるから、入職後のギャップが少ないのが強みだな。
看護師転職サイトを使うときに知っておきたい5つの注意点
転職サイトは便利だが、使い方を間違えると逆に時間を取られて、結局妥協した転職先に決めてしまうなんてことになりかねない。登録する前に、この5つだけは頭に入れておけ。
- 転職を考え始めたら早めに登録しておく
- 登録は2〜3サイトがベスト
- 登録後に聞き取り面談があることを知っておく
- 登録しすぎると面談だけで時間が取られる
- 担当者が合わないと感じたら遠慮なく交代してもらう
転職を考え始めたら早めに登録しておく
「そろそろ転職しようかな」と思った時点で登録しておくのが正解だ。
なぜなら、退職ギリギリになってから慌てて登録すると、面談も求人紹介もバタバタで進み、比較検討する余裕がなくなるからだ。早めに動けば、こんな余裕が生まれる。
- 求人を眺めるだけで、今の職場の条件を客観的に見られる
- いい求人が出たときに、すぐ動ける
- 焦らず、複数の求人をじっくり比較検討できる
逆に余裕がないと、「とりあえずここでいいか」と妥協して決めてしまう。そして入職してから「思ってた職場と全然違った…」となる。私はこれで後悔している看護師を、何人も見てきた。



でも、まだ転職するか決めてないのに登録していいんですか?



全然いい。登録したからって転職しなきゃいけないわけじゃないからな。求人を眺めるだけでも「今の職場って実は条件悪かったんだ」って気づけたりする。「いい求人が出たら動く」くらいの余裕を持っておけ。
登録は2〜3サイトがベスト
転職サイトは2〜3サイトに登録するのがちょうどいい。
なぜなら、1サイトだけだと求人や情報が偏り、担当者との相性が悪かったときに逃げ場がなくなるからだ。かといって多すぎても消耗する。2〜3サイトが、ちょうどいい理由はこうだ。
- 1サイトだけだと、紹介される求人が偏り、相性が悪いと逃げ場がない
- 多すぎると、面談だけで消耗する
- 2〜3サイトなら、求人も担当者の対応も見比べられる
たとえば「このサイトの担当者はイマイチだけど、こっちは話が早いな」と見比べて判断できる。これは1サイトだけでは絶対にできないことだ。
だから、比較のしやすさと負担のバランスを考えると、2〜3サイトがベストになる。
登録後に聞き取り面談があることを知っておく
転職サイトに登録すると、担当者から電話やLINEで聞き取りの面談(ヒアリング)の連絡が来る。
なぜなら、登録してすぐ求人が届くのではなく、まず希望条件や転職理由を確認したうえで、求人を紹介する流れだからだ。面談前に、次の希望条件を整理しておくといい。
【面談前に整理しておく希望条件】
- 勤務地
- 給与
- 夜勤の有無
- 譲れない条件
面談は1回あたり15〜30分くらいかかることが多い。上の希望条件を先にメモしておくとサクッと終わるし、ズレた求人を紹介されにくくなる。
だから、登録前にメモだけでも作っておけ。それだけで面談の質が変わる。
登録しすぎると面談だけで時間が取られる
「たくさん登録した方が有利だろ」と思って4〜5サイト以上に登録すると、面談だけで時間が消し飛ぶ。
なぜなら、サイトごとに面談が発生し、さらに各社から連絡が一気に届くからだ。登録しすぎると、こうなる。
【登録しすぎると起きること】
- サイトごとに面談があり、面談だけで数時間ぶっ飛ぶ
- 各サイトから電話・メール・LINEの連絡が一気に届く
- やり取りに疲れて、本来の転職活動に集中できなくなる
求人を探すために登録したのに、連絡の対応に追われて疲弊する。これでは本末転倒だ。



まずは2〜3サイトで始めて、物足りなければ追加する。これが一番効率的なやり方だ。
担当者が合わないと感じたら遠慮なく交代してもらう
これは言いにくいのはわかる。でも「この人とは合わないな」と感じたら、我慢せずに担当者の交代を申し出ろ。
なぜなら、合わない担当者のまま進めると、希望と違う求人ばかり紹介され、転職のタイミングまで逃しかねないからだ。交代については、これだけ知っておけばいい。
【担当者交代で知っておくこと】
- 交代の依頼は失礼じゃない。転職サイト側も対応に慣れている
- 直接電話で言いにくければ、LINEで「担当者を変更したいです」と送るだけでいい
- 少しでも「なんか違うな」と思ったら、早めに動く
多くの転職サイトはLINEが連絡手段として使えるから、交代の申し出も一言送れば済む話だ。少しでも「なんか違うな」と思ったら、早めに交代してもらうのがベストだ。



たしかに、合わない担当者に気を遣って我慢してたら、転職で失敗するのは自分ですもんね…



そういうことだ。担当者に遠慮して自分の人生を妥協するなんて、一番もったいないからな。
まとめ
看護師の夜勤手当の平均は、2交替で約1万1,470円、3交替で準夜勤約4,300円・深夜勤約5,211円。これがあなたの物差しだ。だが、本当に大事なのは平均額そのものより、その手当の中身と、年収まで含めた比べ方だ。
手当が高い職場が、給料が高い職場とは限らない。深夜割増が混ざっていないか、基本給とボーナスはどうか。そこを見ないまま額面だけで判断すると、俺のように「あれだけ夜を売ったのに」と後悔することになる。
最後にこの記事のおさらいだ。
- 夜勤手当の平均は2交替 約11,470円、3交替は準夜4,300円+深夜5,211円
- 手当は「1回いくら」ではなく「1か月の合計」と年収で比べる
- 手当が高い医療法人でも、総額では国公立・日赤に逆転される
- 「夜勤手当」に深夜割増が混ざっていないか、明細と面接で確認する
- 年収・深夜割増の別支給・労働環境の3点が揃って初めて良い手当
今日やることは1つでいい。自分の給与明細を引っ張り出して、この記事の平均・相場と照らし合わせてみろ。夜勤手当の行を見て、深夜割増が別立てになっているか、純粋な手当は平均より上か下か。そこから、あなたの次の一手が見えてくる。



相場を知らずに安く働かされるのが、一番もったいない。俺みたいに後で気づく前に、まず明細と平均を照らし合わせておけ。
看護師の夜勤手当に関するよくある質問
- 看護師の夜勤手当は1回いくらですか?
-
全国平均では、2交替制の夜勤が1回あたり約1万1,470円、3交替制は準夜勤が約4,300円、深夜勤が約5,211円だ。ただし都道府県・病床規模・設置主体で差が大きく、2交替なら東京の約1万3,356円から青森の約8,190円まで、1回で5,000円以上の開きがある。
- 夜勤がある看護師の給料は平均いくらですか?
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夜勤ありの看護師の税込給与総額は、全国平均で新卒が月28万円前後、勤続10年で月34万円前後が目安だ。この総額には基本給に加えて夜勤手当や各種手当が含まれる。手当だけでなく、基本給とボーナスを含めた年収で見ることが、損をしないための基本になる。
- 夜勤手当に差があるのはなぜですか?
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設置主体の給与規定、病院の規模、地域の賃金水準、算定している診療報酬、勤務形態の5つが主な理由だ。特に設置主体の影響は大きく、医療法人は手当が高めで基本給が抑えめ、国公立や日赤は手当が控えめで基本給・賞与が厚い、という設計の違いがある。
- 夜勤手当が平均より安い時はどうすればいいですか?
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まず給与明細で、深夜割増賃金が夜勤手当と別に支給されているかを確認しろ。混ざっているなら実質の手当が削られている可能性がある。そのうえで、年収ベースで他の職場と比べたいなら、転職サイトで求人を眺めて相場を知るのがいい。今すぐ転職しなくても、相場という物差しを持つだけで判断が変わる。



